アキレス腱がなんらかの原因によって断裂してしまうことをアキレス腱断裂といいますが、 アキレス腱 の 断裂 には異なる治療法があり、さらには 後遺症 も存在します。
後遺症を引き起こす原因としては手術をした場合や治療後のリハビリの方法によって引き起こされることもあるのです。
アキレス腱断裂後に発症する後遺症の原因と解決法は
アキレス腱断裂とは
アキレス腱は足のかかとの骨からふくらはぎの筋肉に向かって伸びている腱のことをいい、アキレス腱断裂はアキレス腱の断続性が断たれてしまった状態をさしており、患部が陥凹しているようにみえます。
アキレス腱断裂はすべての年代に起こり得る怪我ですが、特に県の柔軟性が弱くなる中高年以上の年代に発症しやすいといわれています。
年齢を重ねると腱の弾性が弱くなり、急な動作などでアキレス腱を断裂しやすい状況になってしまうのです。
若い方に発症する場合には強度の高い運動や交通事故などが原因で発症するといわれています。
運動の最中に断裂した場合、筋肉の力で運動の継続をすることも可能な場合があり、症状の発見が遅くなってしまうこともあります。
アキレス腱断裂の治療方法
アキレス腱を断裂した場合には怪我の状況や生活状況、年齢などの状況に合わせて保存的に治療をする場合か手術を適用するかを決定します。
治療期間では手術療法をおこなうほうが短いですが、術後のリハビリや手術自体で後遺症が残ってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
もちろん、保存療法を選択した場合にもリハビリの方法を間違えてしまうと後遺症を残してしまうこともあるため、治療やリハビリに関してはしっかりとお医者さんと相談したうえで決断、実行することがおすすめです。
また、完治した場合でも一度断裂してしまったアキレス腱は再断裂をおこしやすいという特徴があります。
再断裂してしまうと手術を行う必要がありますので、リハビリをきちんとおこなうことが大切です。
アキレス腱断裂には後遺症がある
アキレス腱断裂は治療が自分自身の身体の状態にあっていない場合やリハビリを怠ってしまうと後遺症が残ってしまう場合があります。
どのような後遺症が残るのかというと、ふくらはぎの筋力が落ちてしまう、しびれや痛みを感じるようになるなどです。
また、足の使い方が上手にできなくなってしまい運動時などにアキレス腱を再断裂してしまう可能性も非常に高くなるのです。
後遺症を残さないためにも
アキレス腱断裂の後遺症が残ってしまう原因としては手術後のリハビリが大きく関係しています。
リハビリを怠ってしまう場合はもちろん、早く元の生活に復帰したい一心で頑張りすぎてしまうことで後遺症を引き起こしてしまうことがあるのです。
手術によって腱を修復すると、しばらくの間安静が必要になります。安静の期間が長ければ長いほど足の筋力は衰え、戻りにくくなってしまいます。
そのため、手術をおこなった後はできる限り早く運動を開始することがおすすめです。
ただし、術後に運動を開始するためにはお医者さんからの許可が必要になるため、きちんと確認をしたうえでリハビリをはじめましょう。
また、足にしびれや痛みを感じる後遺症は主に手術をおこなった際に出現することが多いといわれているため、怪我をした際にこれらの後遺症があるということを念頭においたうえで治療方法を決定することが後遺症を発生させないためのひとつの手段でもあるのです。
怪我をしてしまった場合にはいかに早く完治させ、後遺症を残さないかが大切です。
しかし、最も大切なことは怪我をしないことです。アキレス腱断裂をおこさないためにもしっかりと日ごろからのケアやトレーニングをおこないましょう。
まとめ
アキレス腱断裂後に発症する後遺症の原因と解決法は
アキレス腱断裂とは
アキレス腱断裂の治療方法
アキレス腱断裂には後遺症がある
後遺症を残さないためにも