多くの人を悩ませる頭痛、女性なら生理前後に毎月当たり前のように頭が痛くなることもあります。毎回頭痛薬を利用している人にもぜひ実践して欲しい 頭が痛い時の対処法 をご紹介しますので、参考にしてください。
薬に頼らない対処法があれば、頭痛予防にもつながるかもしれません。
頭が痛い時の対処法ならコレ!
- 目次 -
頭痛の原因はさまざま
頭が痛い時の対処法を確認する前に、頭痛には原因によって痛み方が異なってくることをおぼえてておいてください。
頭痛は、主に4つのタイプに分類することができます。
片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・これら3つが交合したタイプです。それぞれに痛み方も違えば、原因もまったく異なってきますので、頭が痛い時の対処法も上手に使いわけることが必要です。
頭痛は慢性化が当たり前と安易に判断せず、日頃から自分の頭痛日記をつけると、痛み方のクセや頭痛を感じる背景などをみつけることができます。
事項からは、頭痛のタイプに合わせた頭が痛い時の対処法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
緊張型頭痛緩和(温める場合のポイント)
緊張型頭痛の場合は、後頭部から頭全体にかけて、締め付けられるような痛みが特徴です。頭が痛い時の対処法として有効となるのは、温める方法です。
緊張型頭痛の原因には、日常生活でストレスを溜め込んでしまうことや、デスクワークに多い肩から首にかけての緊張状態が大きく関係していると言われているのですが、肩から首にかけての部分を直接温めることで、頭痛の症状緩和につながります。
強めにしぼったタオルをレンジで温めて、直接肩に乗せていき、タオルが冷めるまでそのまま放置します。これを数回くり返すことで、緊張型頭痛による頭が痛い時の対処法として役立ってくれます。
片頭痛緩和(冷やす場合のポイント)
女性に多い頭痛には、片頭痛があります。片頭痛の痛みは左右どちらかのみに「ズキンズキン」とした痛みがあるのが特徴です。
片頭痛時の頭が痛い時の対処法としては、冷やすことがポイントとなります。片頭痛の原因は、こめかみ周辺にある血管の膨張が関係していると言われているのですが、こめかみを直接冷やすことで痛み緩和につながります。
冷たい水にタオルをひたし、軽くしぼったら、こめかみに当てていきます。すぐにタオルがぬるくなるという場合は、ビニールに氷と少量の水を入れ即席氷のうを作り、こめかみに当てる方法もありますので、より痛みが緩和される方法を実践してみてください。
すべての頭痛向け(ツボ押し)
頭が痛い時の対処法としては、ツボ押しもおすすめです。痛みのある部分だけでなく、頭部全体を包み込むように5本の指で刺激していくことで、特に痛みの強い部分をみつけることができます。
ツボを押すことで自律神経に刺激を与え、頭痛緩和につながりますので、心地よい強さで刺激してみてください。
また、頭部だけでなく、目頭、目じり、目の周辺から鼻のワキやこめかみのツボを押すことでも頭痛の症状がやわらぐこともありますので、頭が痛い時の対処法として覚えておいてください。
すべての頭痛向け(カフェインを少量摂取)
頭が痛い時の対処法として少し薄めたカフェイン入り飲料を飲んでみてください。カフェインの摂りすぎはかえって頭痛の症状を悪化させてしまうのですが、量を調整することで頭痛緩和の効果が期待できます。
その場合には、片頭痛の場合は常温のものを、逆に緊張型頭痛の場合は温かいもの選び飲んでください。
すべての頭痛向け(ストレッチの実施)
頭痛の症状が日常的に発生している場合は、ストレッチをとりいれることで、血行不良緩和や凝り固まった筋肉をほぐす効果がありますので、おすすめです。特に頭が痛い時の対処法としてストレッチを実践する場合は、肩から背中にかけて、上半身を重点的に伸ばしてください。
お風呂上りの体が温まった時間帯の習慣にすれば、夜の寝つきもよくなります。
まとめ
頭が痛い時の対処法ならコレ!
頭痛の原因はさまざま
温める場合のポイント
冷やす場合のポイント
ツボを押す
カフェインを少量摂取してみる
ストレッチをする