重たい荷物を持ち上げようとした際に腰へ急激な痛みが襲った場合、ぎっくり腰が疑われます。 ぎっくり腰とは 症状に個人差があり、ひどい方では布団からおき上がることができない場合もあります。
なぜこのような急激な痛みに襲われてしまうのか、ぎっくり腰の原因や再発予防など詳しくご紹介します。
急に腰へ痛みがおきるぎっくり腰とはどのような傷害?
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、急性腰痛ともよばれているように、急に腰へ痛みを感じる腰痛を指しています。
このぎっくり腰は重たいものを急に持ち上げた場合や腰をかがめる場合など急な動作をおこなった際に痛みを発症するため、年齢を重ねた人はもちろん、若い方でも発症することがあります。
また、腰へ疲れがたまっている場合や腰を長い時間使用している場合でなくてもぎっくり腰を発症してしまうこともあるのです。
ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰は急性の腰痛のため、筋肉が弱くなっている場合に思い荷物などを持ち上げると発症する場合が多くあります。
しかし、特に腰への負担がない場合や腰の調子が良い場合でもふとした瞬間にぎっくり腰をおこしてしまう場合もあるのです。
これは、気が抜けてしまっている状態で急に身体を動かすため、その瞬間は腰の筋肉に力が入っていないため身体にかかる負荷に耐えられなくなってしまうのです。
そのほかにも、内臓や脊椎の病気もひとつの原因となってぎっくり腰を引き起こしてしまう場合もあることがわかっています。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の症状は主に腰の痛みですが、この痛みには個人差があります。痛みが強く全くその場から動くことができない場合もあれば、軽い痛みで日常生活をおこなうことには支障がない場合もあります。
症状がひどい場合でも軽い場合でも、共通しているのは動作をおこなう際に痛みを感じることです。
歩行動作が困難になってしまう場合や、布団から起き上がることができない、くしゃみや咳で痛みが強くなる、寝返りをうつことが困難など人によって感じる痛みの場面もさまざまです。
そのため、なにかの動作で痛みを感じる場合にはぎっくり腰を疑い無理をしないようにしましょう。
ぎっくり腰の応急処置は?
ぎっくり腰をおこしてしまった場合には人によっては非常に強い痛みを感じるため、すぐに病院へ行ったほうが良いのではないかと不安になってしまうこともありません。
しかし、この場合に無理に動いて病院へいこうとすると余計に腰へ負担をかけてしまうこともあるのです。
そのため、腰に急激な痛みを感じた場合には無理に動くのではなくまずは安静にすることが大切です。そのときに氷などで痛みを感じる場所を冷やすと炎症を抑える効果があるためおすすめです。
一般的に痛みは2日から3日ほどで軽くなるといわれていますので、痛みが軽快してから病院へいって原因を探してもらいましょう。
ただし、ぎっくり腰をおこしてしまった際に腰への痛みだけでなく、下半身全体への痛みやしびれを感じた場合にはヘルニアなどほかの傷害も併発してしまっている可能性があるため、すぐに病院へいくことがおすすめです。
ぎっくり腰の再発を防ぐには?
ぎっくり腰を一度おこしてしまうと、再び同じ症状をおこしやすいといわれています。そのため、日常生活をおこなうなかでより注意をして生活をしなければいけないと不安になってしまう方もいらっしゃいます。
再発を予防する方法としては、腰周りの筋肉を鍛えておくことや、重たいものを持つ場合や一度ぎっくり腰をおこしてしまった動作をおこなう場合には、一度お腹に力をいれて筋肉に力を入れて状態でおこなうようにしましょう。
しっかりと筋肉にちからをいれて動作をおこなうことである程度再発を防ぐことができるといわれています。
まとめ
急に腰へ痛みがおきるぎっくり腰とはどのような傷害?
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の応急処置は?