幼い子どもならともかく、大の大人が公衆の面前でおう吐をするのはできれば避けたいものです。 吐き気 がした時点で何か画期的な 対処法 はないものかと試行錯誤している方も多いことでしょう。
吐き気をとめる方法ばかり考えて、吐き気の原因には考察を巡らせていなかったのであればこれからの可能性が開けます。原因が解明されれば対処法も立てやすいというものです。
吐きたくない!!吐き気をとめる日常の対処法
食べたものを出しているとき
食べ過ぎ飲み過ぎで吐き気がしているときは、さすがに原因は自分自身にあるとすぐにわかることでしょう。同じように飲食しても太る人太らない人、吐き気がくる人こない人さまざなですが、胃腸に負担がかかっているのは同じです。
生まれつき胃腸が大きく丈夫な方もいらっしゃるでしょうが、ある意味では吐き気のある方のほうが胃腸の負担を自覚できる機会をもらっているのですから、良いといえば良いことです。次回からは食べ過ぎないように気をつければほとんど解決です。
食べ物よりもお酒の飲み過ぎのほうが本人の記憶がなかったりするので、対策が困難になります。アルコールを摂取しすぎるとアセトアルデヒドという毒素が発生し、気持ち悪くなり吐き気をガマンできなくなることがあります。
病気ではなく暴飲暴食で外でおう吐をしてしまうのは大変恥ずかしいものです。楽しい時間を過ごすには適度な飲食を心がけるに越したことはありません。
週に一度くらい我を忘れて飲食したいという場合は、ご自宅でしましょう。それでしたら周囲にご迷惑をおかけすることもありません。
心身の疲れのピーク
「心因性おう吐」というものがあります。緊張やストレスが原因で吐き気を感じてしまうのです。初めての入園式や初めてのお泊まり会などで体調を悪くして吐いてしまうお子さんもこの一種です。
お子さんの場合は成長の過程として見守れば良いのですが、大人の場合はそう単純にはいきません。いろいろなストレスがたまり、ホルモンバランスが崩れて自律神経が乱れると朝起きるのも外に出るのも億劫になることがあります。
大人になったからといって自分のことを全てコントロールできるほどには心身も発達成長していません。不安や心配が多くなればなるほど、吐き気に見舞われてうっかり吐いてしまわないかまた不安になるという負のループにハマってしまいます。
そんなときは根拠のない自信を持ちましょう。自己暗示というのは思っている以上に効果があります。「わたしは大丈夫」、「吐き気なんかに邪魔されてたまるか」という強い言葉を心のなかで唱えるのです。寝る前と朝起きたときに声に出していうのも良いでしょう。
自己肯定感の強いほうが人生はより楽しく幸せを招きます。小さなことでクヨクヨしないで頑張ろうと考えられるうちに暗示をかけるのです。
心身の疲労がピークを越えてしまってからでは自分を励ます気力すら残っていない精神状態のこともあるので、そのときはまず吐き気を治すために消化器内科などへ行き、必要であれば心療内科なども紹介してもらいましょう。
乗り物や商品との付き合い方
物心ついたときから乗り物酔いに悩まされているという方も多いことでしょう。揺れることで三半規管に刺激が伝わって自律神経のバランスが崩れると吐き気を引き起こします。
薬やガムに頼らずとも成長するにつれて自然に治るケースが多いのですが、生涯治らない場合もあります。もちろん体質的な原因もあるでしょうが、気分の問題も大きいようです。
「わたしは乗り物酔いをする」と思い込んでいると、実はそれほど搖れていないときも吐き気を感じているのです。せっかく思い込むのであれば、プラスに「今日から乗り物はしない」と自分を一喝してほかのことを考えながら移動時間を楽しみましょう。
また嗅覚が繊細な方は化学物質過敏症や嗅覚過敏症を発症し、化学物質でつくられているものの匂いを嗅ぐと吐き気を感じることがあります。
芳香剤や洗剤、香水などご自身が匂わないものを選んでいても周囲の皆さんにまで無香料のものを使用してとはいえません。マスクをする、不必要な外出は控えるなどの対策を優先するか、おしゃれやお出かけを優先するかはご自身で決めましょう。
まとめ
吐きたくない!!吐き気をとめる日常の対処法
食べたものを出しているとき
心身の疲れのピーク
乗り物や商品との付き合い方