インナーマッスルは動作の補助や姿勢をきれいに保つなど、身体が動くことに関してとても重要な筋肉になります。
インナーマッスルを鍛えるためにはさまざまな方法があるといわれていますが、 インナーマッスルの鍛え方 で特に重要なポイントはどのようなことでしょうか?
インナーマッスルの鍛え方でのポイントは?
インナーマッスルとは?
インナーマッスルとは、身体の深層にある筋肉のことを指しており、骨の一番近い部分に付着しています。インナーマッスルはある特定の筋肉の名前ではなく、深層の筋肉の総称のことをあらわしているため、“深層筋”とよばれる場合もあります。
インナーマッスルと反対の意味を持つ言葉ではアウターマッスルがあり、これは身体の表面近くの筋肉の総称であり“表層筋”ともよばれています。
インナーマッスルの役割
インナーマッスルのはたらきは、身体を動かすなかで補助的なはたらきをしています。人間の動きは非常に繊細で“立つ”、“座る”といったような単純に思える動作のなかでも数多くの筋肉がはたらき、なめらかな動きを生み出しています。
そのほかにも関節の動きが大きすぎず小さすぎずといった絶妙な動きをするためにもインナーマッスルが力を発揮します。インナーマッスルは骨に付着している筋肉であるため、関節の絶妙な動きを補助しています。
首を回す際に180度首が回らないようになっているのもインナーマッスルがはたらいて関節が壊れないために適度に固定をしているためです。
このような繊細で複雑な動きを可能にするためにもインナーマッスルが存在しているのです。
インナーマッスルを鍛える効果
インナーマッスルを鍛えることで動作の向上や姿勢の補助や関節の安定などに効果があります。
インナーマッスルの役割として動作の補助的な役割をしているということを述べましたが、インナーマッスルを鍛えることで、この能力がより向上し、動作のなかでもしっかりと関節を補助することも可能になります。
動作のなかでも関節を補助することができると動作中の怪我のリスクも低くなります。
また、インナーマッスルが強化されると、しっかりと関節を安定させるため姿勢を正しく保つことができます。
インナーマッスルが鍛えられていない状態であると、姿勢を維持することができず猫背などの不良姿勢の原因や変形性膝関節症といった障害につながってしまう可能性も高くなるのです。
インナーマッスルを鍛えるポイントは?
インナーマッスルを鍛える際に重要になるのが、高重量の重りを使わないことです。インナーマッスルは補助的な筋肉のため、それぞれの筋肉は細い状態です。そのため、高重量を持ち上げることには不向きなのです。
しかし、高重量の重りを使用して筋力を高めようとすると、インナーマッスルでなくアウターマッスルが優位に働いてしまうのです。そのため、軽い負荷で運動の回数を増やすことがポイントになります。
負荷をかけるより筋肉に刺激を加える回数を増やすことが重要なのです。
そして、インナーマッスルのトレーニングを行う際には、トレーニングの感覚をなるべく短くおこなうことがおすすめです。トレーニングに適している負荷が非常に軽いものなので、筋肉が回復するために必要な時間も短くなります。
そのため、トレーニングの間隔も短い期間で十分なのです。反対にトレーニングの間隔が空きすぎてしまうと筋肉が発達していかないのです。
以上のようにインナーマッスルを鍛えることで身体にはとても効果があるのにもかかわらず、トレーニングの負荷は軽いため、誰でも取り組みやすいトレーニングです。
インナーマッスルを鍛えることで綺麗で強い身体をつくっていきましょう。
まとめ
インナーマッスルの鍛え方でのポイントは?
インナーマッスルとは?
インナーマッスルの役割
インナーマッスルを鍛える効果
インナーマッスルを鍛えるポイントは?