自律神経は身体を活発に活動させる交感神経と身体をリラックスさせる副交感神経の2つの神経から構成されており、この2つのバランスを整えることは身体にとってとても大切なことです。
では、 自律神経 を 整える ことによって、どのような効果があるのでしょうか。
自律神経を整えるとどのような効果がある?
自律神経が乱れるとどのような変化がある?
自律神経が乱れることによって身体にあらわれる症状は数多くあります。疲れを感じやすくなる、めまいやふらつき、偏頭痛が頻繁におこる、汗が多く出る、不眠、動機など症状はさまざまで、どのような症状があらわれるかは人によって異なります。
人によっては、1つの症状のみ出現する場合もあれば複数の症状が重なって出現する場合もあります。
自律神経が乱れる原因は?
自律神経が乱れる原因としてもっとも大きいものとして“ストレス”があげられています。このストレスは肉体的なものも精神的なものも両方ふくまれています。では、具体的にはどのようなことがストレスになるのでしょうか?
まず、肉体的なストレスとしては、過度な運動や睡眠不足、夜勤、長時間の通勤、花粉、怪我、病気などがあげられています。
次に精神的なストレスについてです。ノルマを与えられることや、新たな環境へ移る新入や進級、転校など、失恋、いじめなどがあります。
ストレスを感じるものや感じる度合いは人によってさまざまなため、これくらいではストレスを感じないと思う場合でもほかの人ではストレスになることもありますので、注意が必要です。
自律神経を整えた場合の効果
自律神経は身体を活発に動かす交感神経と身体をリラックスさせる副交感神経の2つから成り立っています。ストレスによって乱れやすくなっていた交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、自律神経が乱れるというわけです。
この自律神経を整えることができると、身体の調子がよい状態が続くようになるのです。ストレスによって身体の不調がおきているものが改善される、良い睡眠がとれるなどさまざまな不調が改善されやすくなります。
自律神経の整え方は?
自律神経を整える方法はいくつかありますが、症状がさまざまあるように、効果の出るものは人によって異なる場合があります。よく聞かれる方法としては、ヨガや鍼灸治療により神経を刺激する、熱すぎない温度でゆっくりとお風呂につかるなどです。
ヨガでは腹式呼吸により副交感神経を優位にさせリラックス効果を高めます。鍼灸治療では、身体に多くある神経を刺激することによって神経のバランスを整える効果があります。お風呂につかる場合もヨガの場合と同様に副交感神経を優位に働かせる役割があります。
ヨガやお風呂などでは副交感神経を優位にするため、身体をたくさん動かした場合や緊張状態が続いている場合におすすめです。
鍼灸治療を行なう場合には、鍼灸の免許を持っている方でないと施術ができないため、お近くの治療院で症状を説明して、その症状にあった治療をしてもらうことをおすすめします。
自律神経の乱れに薬は効く!?
自律神経の乱れからくる身体の不調に対しては、精神科を受診することがおすすめです。その際に薬を処方される場合もあります。では、その薬には効果があるのでしょうか?自律神経の乱れに薬が効くかどうかは、個人で異なるといわれています。
というのも、症状や重症度が異なるため、効果が大きい場合もあれば小さい場合もあるということです。薬で症状を改善することも大切ですが、根本の原因を改善するように心がけるほうが重要になってきます。
もとの原因を改善するためにはなかなか難しい場合もあるかとは思いますが、日ごろから、自律神経のバランスを整えるためにも、自分自身がリラックスできる方法で自律神経のバランスを整えていくことをおすすめします。
まとめ
自律神経を整えるとどのような効果がある?
自律神経が乱れるとどのような変化がある?
自律神経が乱れる原因は?
自律神経を整えた場合の効果
自律神経の整え方は?
自律神経の乱れに薬は効く!?