日本人は特に肩こりがある方が多いと言われています。その理由として、姿勢の悪さなどが挙げられています。また、生活習慣も影響があるのでしょう。
肩こりは血行不良等で起こる場合がほとんどで、日常から肩こりをほぐす方法を取り入れて生活することで、つらい 肩こり が 解消 されます。
肩こりを解消する方法
肩こりとは
肩こりは、肩だけでなく首や肩甲骨周辺の筋肉が緊張して血流が悪くなり、固まってしまう状態を言います。
首は重い頭を支えているだけでなく、視神経など眼精疲労による筋肉のコリがあり、全ての人に肩こりの自覚症状がある訳ではありません。個人差もありますが、肩がこっているとは感じないけれども倦怠感がある。また、他人が触ってみたら肩がこっているケースもあります。
肩こりの85%は病院へ行く必要がなく、自分で完治できるものです。
肩こりの症状
肩こりにもいろいろありますし、個人差もありますが、症状はさまざまです。肩がだるい、痛み、頭が重い、肩甲骨周辺が重い感じがする、首が回らない、腕の上げ下げがしんどいなど、人によって症状は異なります。
神経はつながっていますから、一概に肩こりといっても肩がこるだけではないのです。めまいや頭痛、吐き気など重度の症状が出る場合もあります。
五十肩や四十肩も肩こりが重度になり、腕が上がらない状態のことを言います。このような場合は、早急な対応が必要となるでしょう。
肩こりの原因
肩こりになりやすい人は、大抵姿勢が悪いことがあげられます。生活様式が日本の場合、床に座ることも多いので猫背になりやすい傾向にあると言えるでしょう。
また、重い頭を支えている首は細く、下を向くことが多いですから、どうしても首や肩に負担がかかってしまいます。
また、体型でも太っている人は新陳代謝が悪く血流も留まりがちで、筋肉がか固くなりやすいようです。
比較的、肩こりが軽い場合は簡単なストレッチや姿勢を正すことでかなり改善します。
生活習慣の改善
生活環境も肩こりに大きく影響しています。今はスマホやパソコンなどで眼精疲労や両腕を使うことが多くなり、運動する時間をもたない人が大半でしょう。特に公私共にパソコンを使用する人が多くなり、不規則な生活を送りがちです。
また、食事も日本食より欧米型の食生活になって、脂肪を多く摂取することで新陳代謝が悪くなったり、タバコなどの嗜好品、ストレスなども血管を収縮させ、緊張を高めることから、血行不良で肩こりになりやすいのです。
肩こりの解消
規則正しい生活習慣とバランスのとれた食生活の見直し、大胸筋を開くように姿勢を正すことを意識して、身体の歪みを取り除くことも必要です。
身体には、人それぞれ癖があります。日常生活の無意識な仕草の中で、身体に歪みに影響を与えることも多々あることです。この身体の歪みも血流を悪くする原因の一つです。
つまり、生活習慣と食生活、姿勢を正すことを意識するだけでも、肩こりはかなり改善されます。
身体を冷やさないようにし、血行促進の為にゆっくり入浴することも大事です。入浴は疲労回復や心身をリラックスさせる要素があるので、血流も良くなり、ストレスの軽減にもつながります。
運動を取り入れる
身体をリラックスさせると共に、リフレッシュさせることも必要です。入浴後に軽いストレッチや20分以上のウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、より血行が促進されます。ラジオ体操などもきちんと行うと結構良い運動になります。しかも、太っている人でも膝に負担が掛からないように座ってできます。
仕事の時は休憩時間を使って、首や腕を回すなど軽い運動も気分転換を兼ねて行うと疲労感が違ってくるでしょう。少しでも不快な肩こりから解放されるように意識して生活していきましょう。
まとめ
肩こりとは
肩こりの症状
肩こりの原因
生活習慣の改善
肩こりの解消
運動を取り入れる