股関節は日常生活をおこなうなかでとても負担のかかる関節のひとつです。この 股関節 の 痛み が続く場合には毎日の生活が億劫になってしまいます。痛みの 原因 としては、関節の痛みや病気などさまざまなものがあります。
今回はこの原因について詳しく説明します。
気になる股関節の痛み…その原因は?
股関節とは?
股関節は骨盤と太ももの骨を結んでいる関節で、脚の付け根とよばれていることもあります。日常生活動作のなかで、座っている場合を除いては、体重のほとんどが股関節にかかっているということになります。
そのため、股関節に痛みを感じると毎日の生活が億劫になってしまうこともあります。では、なぜ股関節に痛みを感じてしまうのでしょうか。
股関節の痛みの原因~怪我~
股関節の痛みの原因として、まず外傷が原因となる場合があります。スポーツや交通事故など外力が原因として痛みがおきることがあります。股関節脱臼や関節唇の損傷などが代表的なものとしてあげられています。
そのほかにも、股関節周辺の筋肉を傷めてしまった場合にも、股関節の痛みとして感じられる場合があります。
股関節の痛みの原因~姿勢~
普段から姿勢が悪い場合、日常生活動作をしているなかで股関節に負担がかかってしまいます。長い間、股関節に負荷がかかってしまうと股関節や、股関節周辺の筋肉、股関節の関節唇などを損傷してしまうので、痛みを感じてしまうのです。
両脚に一度に痛みを感じるのではなく、まずは左右どちらかに痛みを感じる場合が多いようです。この際に痛みを放っておいてしまうと、反対側の足が患側の足をかばうことで、しだいに両脚に痛みを感じるようになってしまうこともあります。
股関節の痛みの原因~病気~
股関節の痛みの原因として、病気が原因として起きる場合もあります。代表的なものとしては変形性股関節症と関節リウマチなどがあります。
変形性股関節症とは、長年の股関節への負担や、なんらかの原因により股関節がすり減ってしまう、太ももの骨が変形してしまうことによって痛みを発症してしまうのです。
関節リウマチは、自己免疫疾患のひとつです。関節リウマチになってしまうと、股関節のみならず、身体全体の関節に痛みやこわばりを覚えてしまうのです。
関節リウマチの場合、早期発見することができれば、完治や症状を軽いものとすることができますが、発見が遅れてしまうと完治できない場合もあるので、なるべく早期発見をすることが重要になります。
股関節痛の治療法は?
股関節痛に対しての治療方法としては、姿勢の歪みからくるものなのか、病気が原因となっているものなのかなどによって異なってきます。姿勢や骨格が歪んでいる場合などには、治療院で骨格矯正をしてもらうことがおすすめです。
ただし、一度骨格を矯正したから完治するというわけではなく、正しい姿勢を意識し、それをキープし続けることができなければ再び骨格は歪んできてしまうので、筋力トレーニングなどをして正しい姿勢をキープできるようにすることがおすすめです。
また、病気が原因となってしまっている場合には1日でも早く病院へいき適切な治療法を見つけることが重要です。特に、関節リウマチなど早期発見が予後に関与するものもありますので、痛みを感じた場合には、なるべく早く病院へいくことをおすすめします。
また、股関節は日常生活に大きく関与してくるので、治療法としては保存療法や手術療法など病院によっても異なります。
万が一、手術治療をすすめられた場合などには、メリットのみでなくリスクもきちんと頭に入れたうえで、納得した治療を受けることをおすすめします。
治療を決める際に、ひとつの病院で決定するのではなくセカンドオピニオンとしてそのほかの病院でも診断をしてもらうことがおすすめです。
まとめ
気になる股関節の痛み…その原因は?
股関節とは?
股関節の痛みの原因~怪我~
股関節の痛みの原因~姿勢~
股関節の痛みの原因~病気~
股関節痛の治療法は?