骨盤は、体や臓器を支えるとても大切な役割を担っています。そんな骨盤がゆがんでいると、体のあらゆるところに不調が出てきてしまうことをご存知でしょうか。
今回は、 骨盤のゆがみ をチェックする方法や解消法についてご紹介いたします。
骨盤のゆがみをチェック!ゆがみ解消法とは?
骨盤のゆがみとは?
まず、骨盤のゆがみとは一体何でしょうか?
骨盤の左右のバランスが違う
骨盤が左右のどちらかに傾いている状態です。左右の足の長さや肩の高さが違うなど、目に見てわかることがあります。
骨盤がねじれている
左右どちらかの骨盤が前や後ろにずれている状態です。腰痛や膝の痛みの原因となることがあります。
骨盤が前後にずれている
骨盤が肩より前に出ているか、骨盤が肩より後ろに出ている状態です。骨盤が前に出すぎれば腰が反り返り、骨盤が後ろに出すぎていれば猫背となってしまいます。
骨盤がゆがむ原因とは?
骨盤のゆがみは、生活習慣などさまざまな原因で起こります。骨盤がゆがむ原因をまとめました。
- 足をよく組む
- 足を組む時はいつも同じ足が上にくる
- 椅子に深く腰をかけている
- 肘をよくつく
- 立膝をして座ることがある
- お姉さん座りをよくする
- 立っている時に、左右どちらかに体重をかけている
- いつも同じ手に荷物を持つ
- 運動を普段あまりしない
- ハイヒールをよく履く
骨盤がゆがむと、どんなデメリットがあるの?
骨盤がゆがんでいると、体に痛みが生じるだけでなく、内臓や体型などにもあらゆる悪影響があります。以下にまとめました。
- 膝の痛み
- 腰痛
- 肩こり
- 首こり
- 頭痛
- 便秘
- 冷え
- 胃腸の痛み
- 体重増加
- O脚
- X脚
- お尻が大きい
- 太ももが太い
- ポッコリお腹
- 下半身が太り
いかがでしょうか?もし上記にあてはまるものがあったら、骨盤のゆがみが原因で起きているかもしれません。
誰でもできる!日常生活で気をつけることとは?
骨盤のゆがみを極力抑えるためにも、日常生活でできることはたくさんあります。誰でも簡単に実践できますので、ぜひ挑戦してみてください。
正しい座り姿勢を
椅子に座る時は、深く腰をかけるのではなく浅めに腰をかけ、坐骨に背骨が立つように座りましょう。坐骨とは、座ると椅子にあたるお尻の底の骨です。
また足を組んだり、肘をついたりなど、無意識でしてしまっていることもありますが、できる限りしないように気をつけてみてください。立膝やあぐら、お姉さん座りも避けましょう。
両足の裏でしっかりと立つ
左右どちらかの足に体重をかけるのではなく、両足の裏を地面にしっかりとつけ、頭のてっぺんから何かでつられているような感覚で立ってみましょう。
左右バランスよく体を使う
荷物やバッグを持つ手をいつも同じにするのではなく、左右でバランスよく持つようにしましょう。
適度に運動をする
使っていない筋肉は衰えてしまいます。ウォーキングやヨガなど軽めの運動を取り入れるのもおすすめです。
整体師やカイロプラクターに相談する
骨盤のゆがみにはさまざまなタイプがあります。そのため、自分の骨盤のゆがみがどのタイプに当てはまるのかを確認した上で治療をしてくれる、整体やカイロプラクティックに相談するのがおすすめです。
骨盤のゆがみ解消エクササイズ!
骨盤のゆがみを解消できる簡単エクササイズをご紹介します。体の痛みが強かったり、怪我をしていたり、妊娠していたりする場合は、整体師やカイロプラクターの指示のもと行ってください。
骨盤をぐるぐる回す
左右30回程度を目安に行いましょう。お風呂上りにやると、温かいお湯で筋肉もほぐれやすいのでおすすめです。
- 足を肩幅に広げて立ちます。
- 手は腰にあてます。
- 大きな円を描くように骨盤をぐるぐる回します。
寝転がって膝を左右に倒す
左右10回程度を目安に行いましょう。上記の骨盤をぐるぐる回すエクササイズの後にやることをおすすめします。
- まず仰向けに寝ます。
- 足の裏を床につけ、膝を立てます。
- 両手は体のすぐ横に置きます。
- 頭と上半身は上を向いたままで、曲げた膝だけを、右に倒れるところまで倒していきます。
- 元の位置に膝を戻します。
- 今度は左に膝を倒していきましょう。
- この動作を左右交互に繰り返します。
まとめ
骨盤のゆがみをチェック!ゆがみ解消法とは?
骨盤がゆがむ原因とは?
骨盤がゆがむとどんなデメリットがあるの?
誰でもできる!日常生活で気をつけることとは?
骨盤のゆがみ解消エクササイズ!