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どのくらい深刻?後脛骨筋腱機能不全症とは

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後脛骨筋腱機能不全症 (こうけいこつきんけんきのうふぜんしょう)は、命に関わるような病気ではありません。しかし、元々ふつうに歩行して生活していた人生が一変する可能性はあります。そのような状況になってから後悔するのでは遅すぎます。

ご自身で思っているほどからだは丈夫ではないと、自戒するくらいがちょうど良いのです。


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どのくらい深刻?後脛骨筋腱機能不全症とは


- 目次 -

  • 自己管理が厳しくても甘くてもなる
  • 痛み以外の症状
  • 休むことが治療の基本

自己管理が厳しくても甘くてもなる

後脛骨筋腱機能不全症は、略してPTTDといいます。後天性成人扁平足とも呼ばれ、こちらのほうがイメージしやすいかもしれません。扁平足ときくと、その辺にたくさんいるではないかとお思いになるかもしれませんが、先天性と後天性では症状が全く異なります。

よほど重症でなければ手術ということにはなりませんが、腱を修復するために手術となるケースもあります。

PTTDは、スポーツや転倒などによって起こる衝動が原因で損傷する可能性が高いと考えられています。また、腱を一定期間過度に使用すると発症の確率が上がります。

ジョギングやウォーキングのような軽めのものからバレーボールなどの高衝撃を伴うスポーツはもちろんですが、階段の上り下りなどの日常の動作でも起こり得ます。発症しやすいのは、女性の方、40代以上、肥満あるいはやや体重オーバー気味、高血圧症、糖尿病の患者さんです。

健康意識の高い方も、そうでない方も要注意ということです。


痛み以外の症状

扁平足といえば、ちょっと痛くて疲れると痛みが増すくらいのイメージがあるかもしれませんが、PTTDはそんなものではありません。通常は片方の足のみが発症しますが、患者さんによっては両足に起きることもあります。

両足となると片足をかばって何とか耐えるということも難しくなりますから、つらさは倍増します。足首が内側に曲がる、活動中にのみ痛みが悪化する、患部の発赤・発熱、足の内側や足首の痛みや腫れ、足首や足が外側に屈曲する、足の平坦化などの症状が出てきます。

さらに進行すると、痛む場所が変わってきたりします。これは足の平坦化が進むにつれてかかと骨の位置が移動するからです。骨が移動するというのは大変な変化ですから、足や足首に関節炎を起こす可能性があります。

どの段階で病院へ行くべきかということですが、早ければ早いほど良いでしょう。整形外科や形成外科で診てもらいます。一つ覚えておくと良いのは、PTTDの方は通常、つま先立ちができません。

症状のあるほうの足1本で立ったりつま先立ちができなかったら、直ちに病院へ行くべきです。最も、もともと1本足やつま先立ちができない方は珍しくないので、万人向けの方法ではありません。


休むことが治療の基本

初期治療は、患部を冷やしたり非ステロイド性の抗炎症薬(NSAID)を服用するという古典的な方法を採用しています。これである程度の痛みや腫れを軽減し、腱の回復を助けることができます。

もちろん治療中はスポーツやこまねずみのように家事をこなすといった活動は控えなければ意味がありません。PTTDに限らず、せっかちは寿命を縮めます。からだを休めることも仕事です。

より重症である場合は、足や足首を支える装具やショートウォーキングブーツの使用を勧められることがあります。だいたい1.5ヶ月~2ヶ月ほど着用して、腱を休ませることができるのですが、デメリットとして筋の衰弱や萎縮などにつながります。コルセットに頼って腰が弱くなるのと同様です。

これらの治療で効果がみられなかったら最終手段として手術となるケースもあります。

腓腹筋を延ばす外科手術や、足の平坦化を修復するために骨を切断し移動させる骨切断術方式の手術など、日帰りでできるようなものではありませんので、そうならないように早い段階での来院をお勧めします。

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まとめ

どのくらい深刻?後脛骨筋腱機能不全症とは
自己管理が厳しくても甘くなる
痛み以外の症状
休むことが治療の基本

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