皆さんは 口内炎 になられたときに、どうされていらっしゃいますか。ひとそれぞれご自身で調べたり周囲の方々から教わった方法を試したり、最善の方法を模索して 早く治す 努力を重ねていることでしょう。
まだ試したことのない方法がありましたら、ぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。
消毒だけじゃない!口内炎を早く治す方法とは?
キレイにしすぎても逆効果
まずは口腔内を殺菌洗浄しなければ、と考えるより先に動く方もいらっしゃるかもしれません。洗浄できれば何でも良いということはなく、唾液を即すタイプの洗口液で合成界面活性剤やアルコールを含まないものが原則です。
ただし、どうしても手元にアルコールを含むものしかなく今すぐ洗浄したい場合は、20~30倍くらいに薄めて使用すると良いでしょう。そのまま口に入れると刺激が強すぎて、口腔内に常在している必要な菌も殺菌されてしまいます。
お口の中が漂白されてあまりにも無防備になってしまい、むしろ感染の危険が高まります。今まで合成界面活性剤やアルコールを含む洗口液を使用していて、しみるのは効いている証拠と思っていた方は、商品の購入時にはラベル表示のチェックをしてなじみの薄い洗口液に挑戦してみてください。
口内炎が気になって仕方がないという方には傷口に直接、抗炎症薬を塗る方法もあります。小さく切ったガーゼにお薬を染みこませて舌を上手に使って口内に広げます。指を入れるよりも舌を転がすほうが力加減が楽です。
あまり新しいことをするのは気が引ける場合は、「イソジン」がおすすめです。ガラガラとのどで強くうがいせず、やさしく歌うようにうがいします。
のほほんと過ごす
口内炎はストレスや疲労と密接に関係しています。緊張しているとき、お口の中がカラカラに乾くことがあります。知らず知らず唾液の分泌を減少させているためです。細菌は乾燥に強くあっという間に増殖します。
そのため、常に唾液による潤いが必要です。ガムを噛んだり、お水や緑茶で水分補給をこまめにとりましょう。できれば、甘いガムや飲み物よりも糖分0に近いもののほうが雑菌が増えずに済みます。気がついたときに、ご自身で唾液をつくるのも良いです。
それができないとなると、かなり疲れがたまっている状態といえます。お口の中を切ったわけでもないのに、口内炎を発症するのにはこのような原因があったのです。
ストレスや疲労はご自身のいたらなさのみでたまっていくものではありませんが、工夫次第で減らすことはできます。切り替え上手になりましょう。
いちばん即効性が期待できるのは、睡眠です。寝だめはできませんから、理想としては毎日7時間以上休めると治りも早くなりますし予防効果もあります。
からだにやさしい食生活を
からだをつくっているのはお薬ではなく、食べ物です。口内炎はビタミンB2やビタミンCの不足によって起こりやすくなります。ビタミンを多く摂取することは健康にも美容にも口内炎にも良いのです。もちろん、摂り過ぎはお腹を壊し体調も悪化します。
果物や緑黄色野菜から摂り入れるのが自然で良いのですが、あまり好きではないからと週に1度まとめてたくさん食べるというようなことは避けてください。
緑茶や麦茶を飲んだり、お酢を飲むのはハードルが高い方は煮込み料理に使うなどすると良いです。これらは即効性は期待しすぎてはいけませんが、日頃から楽しく食事に取り入れておけば、予防効果はかなり高まります。
効果が相殺するということではありませんが、スナック菓子などと一緒に果物を口にするのは控えたほうが無難です。またサプリメントや缶詰よりは、生もののほうがおすすめです。
食べたあとは、やさしく丁寧に歯磨きをできれば毎食後に行いましょう。いろいろ試してはみたが、一向に治らない、むしろ悪化している場合は他の病気の可能性もありますので、内科などを受診してください。
まとめ
消毒だけじゃない!口内炎を早く治す方法とは?
キレイにしすぎても逆効果
のほほんと過ごす
からだにやさしい食生活を