口内炎 ができると、食べるのも飲むのも辛かったり、患部を思わずガブリと噛んでしまってさらに 痛い 思いをしたりと、なかなか大変なものです。口内炎ができるということは、体があるサインを送っているからということでもあります。
そこで今回は、口内炎の原因と対策・予防策についてまとめました。
痛い口内炎どうにかしたい!家庭でできる対策と予防策
口内炎とは?
口内炎とは、口の中の粘膜に炎症が起きている状態のことを言います。症状が出る箇所は、唇の裏、頬の内側、舌、のどなどさまざまです。口内炎は主に以下のような症状でわけることができます。
アフタ性口内炎
多くの人がよくなるのが、アフタ性口内炎です。直径2~5ミリほどの円状の水疱ができ、中央部が白っぽく、そして周りが赤く腫れます。
カタル性口内炎
口の中全体が腫れてしまい、熱が出たり、味覚が失われたり、口臭がひどくなったりする場合があります。
ニコチン性口内炎
喫煙を続けている方に起きます。白い斑点ができますが、痛みはほとんどありません。
カンジダ性口内炎
カンジダというカビの一種類によって起きる症状で、免疫力の低い赤ちゃんや高齢者に起こることが多いです。白い苔のようなものが口の中で確認できます。
ウィルス性口内炎
ヘルペスウィルスなどのウィルスの感染によって起き、子供によくできる口内炎の一つです。熱が出た後に、水疱ができ、痛みが伴います。
口内炎ができる原因
口内炎ができる原因はさまざまです。以下に原因をまとめてみました。
- 免疫力の低下
- 栄養不足
- ストレス
- 入れ歯や矯正器具による刺激
- 喫煙
口内炎ができてしまった!家庭でできる対策とは?
一般的な口内炎は、1~2週間もあれば自然治癒してしまう場合がほとんどです。でも、口内炎があると美味しく飲食したり、人と話す上で支障をきたしたりとすることもあります。ここでは、口内炎ができてしまった場合の対策についてまとめました。
医療的な処置が必要な場合もあるので、熱がある、症状が続くなどの場合には医者に相談しましょう。
緑茶でうがいをする
お茶のカテキンには抗炎症作用があります。口臭対策にも良いです。緑茶でうがいをしてみましょう。
ハチミツを塗る
ハチミツにも抗炎症作用があると言われています。最近では、オーガニックのハチミツも売っているので、安心安全なものを患部に塗ってみてください。なお、赤ちゃんへのご使用は控えましょう。
塩うがいをする
塩にも抗炎症作があるので、塩を水に薄めてうがいをするのもおすすめです。塩は精製されたものではなく、天日干しされた塩を使用しましょう。塩が染みる場合もあるので注意してください。
口内炎を予防するには?
なるべく口内炎ができないように、予防することも大切です。口内炎の予防策をまとめてみました。
栄養バランスの良い食事を心がける
ダイエットやコンビニ弁当・外食などが続くと、栄養バランスも偏りがちになってしまいます。レバーや青魚や卵や豆類などのビタミンB群が豊富な食材を取り入れつつ、バランスの良い食事を心がけましょう。
最近ではサプリメントや栄養ドリンクなどもありますが、こういったものはあくまで補助的なものであります。普段の食生活で気を付ける方が、効果が高いでしょう。
食事はゆっくりと
食事中に思わず唇の裏や舌を噛んでしまって、口内炎ができるという経験はありませんか?できる限り食事は焦らずゆっくりとするようにしましょう。
十分な睡眠と休息を取る
十分な睡眠や休息が足りないと、免疫力が低下し、口内炎の原因になってしまいます。働きすぎず、無理しすぎず、疲れたなと感じたら思い切って休むことも大切です。
ストレスを発散する
ストレスを溜めすぎることも免疫力の低下につながります。趣味の時間をつくる、趣味がないという方でも自分が楽しいと感じることをやる時間を取るようにしましょう。
禁煙を目指す
長い喫煙は、口内炎の原因になってしまいます。最近では、喫煙はさまざまな病気を引き起こすことでも知られているので、禁煙を目指しましょう。
まとめ
痛い口内炎どうにかしたい!家庭でできる対策と予防策
口内炎とは?
口内炎ができてしまった!家庭でできる対策とは?
口内炎を予防するには?