口内炎 がなかなか 治らない と飲食にも困り、栄養不足になりかねません。
痛い という感覚が治まれば食べられるようになりますので、なぜ治らないのかご自身の生活を振り返って考えてみましょう。
口内炎が治らない!痛いときの正しい過ごし方
原因はたいてい自分自身
お口の中が荒れる、ポツポツができると「口内炎になった」と公言することが多いでしょうが、より正確には口内炎にも大きく3種類あります。
アフタ性口内炎、細菌感染、ウイルス感染です。「口内炎になった」というときは一般的にアフタ性口内炎です。
原因は睡眠不足やストレス、偏食による鉄分やビタミンの不足、口腔内の不衛生、唾液の不足、口腔の乾燥、口内をかんでしまったりかみ合わせが悪いことや歯ブラシなどによる粘膜への物理的刺激、強いアルコールや歯磨き粉成分による粘膜の損傷などがあげられます。
ですからまずは睡眠不足を解消してみることから始めましょう。
ビタミンを多く含む飲み物や食べ物を口にするのがどうしてもできない場合は、水分不足で倒れないように白湯を多く飲み歯磨きを丁寧に行います。
ふだん歯磨きは大急ぎで済ませる方も多いでしょうが、柔らかい歯ブラシでゆっくり磨きましょう。
このあと6~8時間ぐっすり眠ることができれば、症状は少し改善しているはずです。お部屋が乾燥しているときは加湿器を使うか、ポットやお鍋にお湯を沸かしてフタを開けておくとだいぶ改善します。
口腔内が乾燥しないように、お口を閉じて休むことも大切です。市販の口閉じテープを使用したりその上からマスクをして休むのもおすすめです。
セルフ治療方法
起きている間はうがいを頻繁に行って口腔内を清潔に保つように心がけましょう。とはいえ、常にうがいのできる生活などそうそうありません。
お水を持ち歩いてこまめに水分補給をするようにしましょう。飲み込んでしまうのは良いことではありませんが、口腔内の乾燥予防にはなります。
いつもの口内炎よりも症状がつらい、重いと感じたら歯医者さんや口腔内科を訪ねてみましょう。
義歯や金属冠などが原因となっている場合は刺激をとり除く治療が必要になります。
長年義歯や金属冠を使用しているのになぜ突然口内炎の原因になってしまったのか釈然としないかもしれませんが、体調や体質の変化などによってある日突如口内炎になることはよくあります。
また薬物や細菌、ウイルスなどによってアレルギー反応が出たときには、それらへの治療が始められます。ご自身でどうこうできるレベルではありません。
症状によってはステロイド剤や副腎皮質ホルモン軟膏を塗布します。
ニコチン性の口内炎の場合は治療が最も困難になります。おタバコが原因ですので、禁煙するか本数を減らすことが必須です。それができれば数週間~数ヶ月で改善します。
治ったあとも常に予防
口内炎を発症したら、体調が悪いから少し休もうと判断しましょう。ストレスのせいで暴飲暴食、栄養が偏っていると自覚している方は一汁一菜くらいの食事を1日1回とると胃腸も休まります。
動物性のタンパク質は毎日摂取しなくても十分足りています。お肉や卵などを控えると蓄膿症や花粉症などの症状が改善されることがあり、口内炎にも効果が期待できます。
野菜や果物など植物性の栄養を多く摂りましょう。食べ過ぎたあとには1日白湯のみで過ごす日があっても良いかもしれません。
疲れがとれて免疫力がアップします。サプリメントは体質によっては新たなアレルギー症状を発することもありますし食事の代わりにはなりませんので、摂取は最小限に控えるべきです。
ふだんからおタバコは禁煙するに越したことはありませんし、疲れているときにアルコールを摂取するのもよくない刺激です。注意すべきは実は口内炎ではなかった場合です。
ふつうの口内炎はきちんと治療して療養していれば数日~数週間で治りますが、治らないこともあります。
それは命に関わる病気の症状である可能性も高いのですぐに病院へ行きましょう。歯医者さんではなく耳鼻咽喉科や皮膚科です。
口内炎の治療をしていないところも多いので、お電話で確認します。
まとめ
口内炎が治らない!痛いときの正しい過ごし方
原因はたいてい自分自身
セルフ治療方法
治ったあとも常に予防