口内炎ができてしまうと楽しい会話もおいしい料理もどこか憂鬱になってしまいませんか。できることなら口内炎にならないのが一番ですが、なかなかそうはいかないですよね。
そこで、今回は最短1日で 口内炎 を 治す 方法と口内炎ができにくくなる予防方法についてご説明します。
口内炎を1日で治す方法と口内炎にならないための予防策(前編)
口内炎ができる3つの原因
口内炎は頬の内側や唇の内側、舌、歯茎などにある粘膜が炎症をおこすことで発生します。初期症状は炎症をおこしている患部が赤くなり熱を持ち出します。その後、炎症をおこしている箇所の中央に丸く白い潰瘍ができ、周りが赤く炎症した状態になります。
口内炎ができる主な原因は口の中の傷、疲労やストレス、ウィルスや細菌の3つだといわれています。また、それぞれの原因ごとにカタル性口内炎、アフタ性口内炎、ウィルス性口内炎、口腔カンジタ性口内炎といった4つの種類にわけられます。
口の中の傷が原因でできる口内炎をカタル性口内炎といいます。頬や唇、舌の先端などを噛んでしまったり、虫歯で欠けた歯や歯の矯正器具などで口の中の粘膜が傷つくことで傷口から細菌が侵入し、炎症をおこしてしまうことで発生する口内炎です。
また、ただの傷だけでなく、火傷や薬品による刺激などでもカタル性口内炎がおこることがあります。
疲労やストレスが原因でできる口内炎のことをアフタ性口内炎といいます。ストレスや疲労による免疫力の低下、睡眠不足などによっておこるケースが多い口内炎ですが、ビタミンB2が不足してもおこることがあります。
ウィルスや細菌が原因でできる口内炎はウィルス性口内炎、口腔カンジタ性口内炎と呼ばれています。ウィルス、特にヘルペスウィルスによって炎症をおこすものをウィルス性口内炎またはヘルペス性口内炎、細菌、特にカンジタによって炎症をおこすものを口腔カンジタ性口内炎とよびます。
通常であれば人の口の中は細菌やウィルスへの防御性能が高く、細菌やウィルスに感染しにくい場所です。しかし、抵抗力が落ちている、口の中に傷ができてしまっているとそこからウィルスや細菌に感染してしまい、口内炎を引き起こします。
ウィルス性口内炎や口腔カンジタ性口内炎は自然治癒ではなかなか完治が難しいため、抗ヘルペス剤や抗真菌剤などを用いて治療を行う必要があります。
まとめ
口内炎を1日で治す方法と口内炎にならないための予防策(前編)
口内炎ができる3つの原因