「辛い口内炎!お塩で治しましょう(前編)」では、口内炎のお家での治し方についてご紹介いたしました。後編では、長引く口内炎から考えられる疾患をご紹介いたします。
お口の中は細菌やウイルス、ほこりなどの侵入口でとても汚れていますので、 塩 水などでこまめにうがいをし清潔を保つようにしましょう。
辛い口内炎!お塩で治しましょう(後編)
長引く口内炎には専門家の力をかりましょう
口内炎は何もしなくても1週間から2週間で自然治癒することがほとんどなので、口内炎で病院?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ところが長引く口内炎もあります。そのときは、迷わず医師に相談されたほうがよいです。
診療科としては、歯科、耳鼻咽喉科、内科、皮膚科などがあります。もし、これ以外の科で現在診療中であれば、その科の医師に相談することもお薦めします。口内炎に有効な薬を処方してくれる場合もあります。
唇の周りによくできる口内炎の一種口唇ヘルペスは、数多くできることがあります。また他人に感染することもありますので、早目に医療機関を受診されたほうがいいです。
口内炎がなかなか治らない、治ってもまた次ができる、このような症状のときは、ページェット病の心配があります。視力の低下などが起こることがありますので、病院に行かれたほうがいいです。
口内炎の治りがよくない、体がだるい、熱があるなどの症状があるときは、白血病やエイズなどによる免疫力の低下の恐れもあります。口内炎くらいと侮らずに早目の医療機関の受診をされたほうがいいでしょう。
塩水のうがいで口内炎の予防
お口の中は細菌やウイルスなど、またほこりなどの侵入口でかなり汚れていることがわかります。
口内炎のできにくいお口を保つことが大事になります。
もし、口内炎ができたときには、大きくならないうちに、早目の対処をすることです。ぬるま湯のお湯で作った塩水でうがいをするとよいです。
日ごろから口の中を清潔に保つことで、菌の繁殖を防ぐことができますので、塩水のうがいを習慣づけましょう。もちろん市販のうがい薬でもいいです。
朝目覚めたらまずうがいをして口の中を綺麗にします。たくさんのほこりや菌などがお口の中に入っていますので、外出から戻ったときのうがいも大事です。寝る前にもうがいをして綺麗なお口で熟睡しましょう。
十分な睡眠は疲れを取り、免疫力を高めますので、口内炎の予防にはとても大事です。
日ごろから健康に気をつけて、十分な睡眠とバランスの取れた食事を摂り、免疫力の低下を招かない生活を心がけましょう。また、こまめなうがいで綺麗なお口を保つことで、口内炎を予防することができます。まず塩水のうがいから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
辛い口内炎!お塩で治しましょう(後編)
長引く口内炎には専門家の力をかりましょう
塩水のうがいで口内炎の予防