肩 の疲れやコリ、さらには首のコリにもお悩みの方は多いことでしょう。
ご自身やご家族にマッサージしてもらうよりも、手頃な マッサージ機 を使ってみることを検討中の方は、マッサージに期待して良いことと期待しないほうが良いことをこの機会にご確認してみてください。
マッサージ機で肩のコリは解消するのか否か?
マッサージ機の信頼度
効果的な、つまるところご自身に合ったマッサージ機に出会うことができるかどうかが最初の関門です。できれば店頭でさまざまな商品をお試しになりながら、1ヶ月くらい購入の検討をするのも賢い選択です。
1万円が低価格かどうかは個人差がありますが、安かろう悪かろうで後悔するリスクを回避するためにはお手頃ではないでしょうか。マッサージ機は血流を改善することが主目的です。コリは筋肉が疲労して血流が悪くなることで生じています。
肩甲骨など特に手の届かないところにまでマッサージ機は対応できます。また、ご自身が疲れていても電源を入れればマッサージを心ゆくまで楽しめるのもメリットです。筋肉の疲労はその日のうちに解消しないと蓄積される一方です。
マッサージ機で一日を締めくくることを習慣にするだけで良いのですから、手間暇や面倒くささはありません。通信販売を利用される場合は、実際に商品を手にとって比較検討できませんのでより慎重さが求められます。
大きさや重量などをよく確認して、商品の説明を熟読しましょう。ご購入された方のレビューなどもある程度参考になりますが、使用感は個人差がありますので気持ち半分くらいでちょうど良いかもしれません。
マッサージの本質
マッサージ機を使用中のみ、天国にいる気分で止めるとすぐに肩こりがするという方は要注意です。
最初のうちは効果抜群だったのが、何だか効き目が弱まってきたような物足りないような、頻繁にマッサージしないとつらいという状況は押しても引いても筋肉が柔らかくならない慢性的なコリ持ちさんになっています。
そもそも肩こりを治すためにマッサージ機を使用しているのだから、リハビリのように徐々にマッサージの回数を減らして最終的にはマッサージ機を卒業する日がくるのでは?という疑問が湧いてくることでしょう。
マッサージは気休めのようなもので、根本的な解決にはなっていません。たとえばお菓子をほおばっている間だけ、ハッピーな気分になり食べ終わると現実に引き戻されるのと同じようなものです。
マッサージ機を真面目に使い続けていれば、いつかは肩こりが治るということはまずないと承知して良いでしょう。
マッサージ機を使用して肩や首が痛くなってきたという場合は、ただちに使用を中止して一晩経過をみて病院へ行くか判断します。整形外科や形成外科などでみてもらいましょう。
自助努力も必要
肩がこっている方々は、知らず知らず肩が上がっています。ですから、肩を下げて腕を下げるようにしましょう。机やテーブルなどの高さが低いのであれば、少し出費がかさみますが高さを調節できるものの購入を検討しても良いでしょう。
それで肩こりが少し楽になるのであれば、高い出費ではありません。
ガマンしてずっと低いテーブルや机を使用していて、肩こりが限界に達して腕が上がらないような状態になったら病院へ行かないわけにはいきませんから長い付き合いになるとお財布には大変余分な負担がかかります。
また、背筋や腹筋、腕から肩にかけてを鍛えることも効果があります。人によってはとても面倒くさいでしょうが、腕立て伏せをきちんと10回行いその後で肩を外回し内回し各20回ずつグルグルすると、肩が軽くなったような気がします。
継続すると気のせいではなく、肩が丈夫になってきますしコリにくくもなります。腹筋や背筋を鍛えることは肩とあまり関係ないように思われるかもしれませんが、体幹を鍛えると身体全体がしなやかに動けるようになります。
最後はやっぱり努力が必要なのかと落胆せずに、からだを動かすことは本来とても楽しく気持ちの良いものです。マッサージ機をお供に少しからだを動かしてみるとより効果があらわれることでしょう。
まとめ
マッサージ機で肩のコリは解消するか否か?
マッサージ機の信頼度
マッサージの本質
自助努力も必要