毎日楽しく元気に生活を送るためにも、病気にならないために免疫力を高めることは重要です。 免疫力を高める ためには 食事 が必要不可欠です。身近な食材を使うことで簡単に免疫力を高めることができるといわれています。
免疫力を高めるためには食事が一番!
免疫力とは
免疫力は、病原体やウィルスを体に入れないだけでなく、体内に侵入してしまったウィルスなどを除去するという自己防衛機能のことをいいます。
「6つの基礎食品」とは?
免疫力を大きく左右してくるのが、食事になります。私たちが食べている数々の食品は、大きく6つに分類されており、ここからバランスよく食べることが食事の基本とされています。
1群~6群までを紹介すると、1群はお肉やお魚、2群は牛乳や乳製品、3群は緑黄色野菜、4群は淡色野菜や果実、5群は穀類やイモ類、6群は油脂製品となっており、大まかに働きを分けると1・2群は骨や筋肉など体を作り、3・4群は体の調子を整えます。
最後に、5・6群は体を動かすためのエネルギーになります。
免疫力を高める栄養素
免疫力を高める働きをする栄養素はたくさんあります。
例えば、新しく細胞を作るための材料となるたんぱく質の分解を助けるための“ムチン”や腸内環境を整えるために欠かせない“乳酸菌”などがあります。
ほかにも細胞を常に元気に保つために必要な抗酸化成分である”ルチン“や”ビタミンA・C・E“、エネルギー代謝を助けるために必要な”硫化アリル“などの摂取が免疫力を高めてくれると言われています。
これを食べよう!おススメ免疫力アップ食品
免疫力を高めるために食事をするのにも関わらず、手に入れにくい食材や高い食材では続けることが難しいですよね。
ここでは、手軽に手に入れることのできる食材を10品、含まれている栄養素について紹介します。
大根
たとえ体内に病原体が入ったとしても、体の中で病原体をやっつけることができれば病気になる心配もなくなります。
大根に含まれる辛味成分の“イソシアシアネイト”が抗酸化作用を持っているため細胞の老化を防ぐため、免疫力アップに役立ちます。さらに“ジアスターゼ”という消化酵素が食べたものを消化・吸収の効率を高めます。
長いも
長いものぬめり部分に含まれる“ムチン”にはたんぱく質の分解を補助する働きがあります。体の細胞を作るためにもたんぱく質は大切ですので、分解・吸収を効率よく行うためにも毎日摂りたい食品のひとつです。
鶏肉
体の細胞を作るために必要なたんぱく質が豊富に含まれています。さらに抗酸化作用のあるアミノ酸の一種である“カルノシン”や“アンセリン”も含まれています。
ヨーグルト
免疫力と腸内環境は大きく関係しているということがわかっています。ヨーグルトに含まれる“乳酸菌”は善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きがあります。
茶そば
そばに含まれる“ルチン”には抗酸化作用があり動脈硬化や高血圧の予防にも役立ちます。さらに、茶そばでは“ビタミンA・C・E”も含まれるので抗酸化作用がさらに上がるといわれています。
小松菜
小松菜には“クロロフィル”や“ビタミンA・C・E”などの抗酸化物質が豊富に含まれているため免疫力アップには強力な食材といわれています。
納豆
納豆などの大豆製品に含まれる“イソフラボン”ですが、これもまた抗酸化作用を持っています。さらに代謝を上げる働きもあるので、大豆製品は1日1品食事に取り入れることをお勧めします。
梅干し
梅干しに含まれる“クエン酸”が疲労を回復し、体を元気に保つ働きをします。
にら
免疫力を上げるためには、エネルギーを効率よく燃焼することも大切になります。にらに含まれる“硫化アリル”はエネルギーの代謝を促進させる働きがあります。さらに抗酸化物質である“ビタミンA・C・E”も含まれるうれしい食材です。
にんにく
にんにくにもにらと同じ“硫化アリル”が含まれています。この成分は加熱に弱いといわれているので生のまま醤油漬けなどにして食べるのがよいそうです。
これらのように身近で手に入りやすい食材を使い免疫力の向上に励みましょう。
まとめ
免疫力を高めるには食事が一番!
免疫力とは?
「6つの基礎食品」とは?
免疫力を高める栄養素
これを食べよう!おススメ免疫力アップ食品