姿勢矯正 に成功すれば、毎日がさらに楽しく過ごせるのではないかとお考えの方は少なくないことでしょう。気がついたときに背筋を伸ばしてみるものの、長続きせず…の繰り返しで今日に至る場合、思い切った投資を検討されてはいかがでしょうか。
それが 椅子 を変えることです。椅子の大切さを学んでみてください。
姿勢矯正は椅子を変えることから。効果のほどは?
座りっぱなしのヒトの身体
立ちっぱなしもつらいですが、長時間座り続けるのも身体は悲鳴をあげています。それが仕事であればご自身で改善できることは限られています。職場でひとり、自己負担で椅子を購入しても良いかはあまり現実的なことではありませんが確認しても良いでしょう。
椅子の交換はさすがにちょっと…という方はもう少し本気で姿勢の矯正に取り組むことにします。猫背が楽に感じるのは、首や肩の筋肉、背筋や腹筋などが衰えている証拠です。
したがって、まずは腹筋と背筋を鍛えないことには始まりません。1日10回ずつからスタートして、徐々に回数を増やします。できれば腕立てにも挑戦しましょう。首から肩にかけての血流が良くなり、疲れにくくなります。
筋トレが面倒くさくなったときは、血流が滞って疲労している体内を想像してやる気を出します。
職場では皆ガマンしているのだからと、よほど自由な雰囲気のところでない限り椅子を交換するのはむずかしいでしょうからせめてご自宅での椅子にお金をかけてリラックス時間の効果を高めるのが良いです。
しばらく使用して判断する
椅子の善し悪しは1日2日ではわかりません。最初のうちは購入したという高揚感で座り心地が良いと感じることが多いですし、疲れもとれやすくなったと勘違いしやすい状態です。
ですから、少なくとも1週間は座ってみないとご自身に合っているかどうかはわからないものと心得ておきましょう。矯正椅子と銘打った椅子は数多く販売されていますから、目移りしてしまうのも無理からぬことです。
お勧めの一つに「アーユルチェア」というものがあります。ユルそうな名称ですが、日本人の身体構造を研究して設計・開発されました。外国製の椅子にも座り心地の良いものはたくさんありますが、日本人向けではないような椅子が多いのも事実です。
アーユルチェアの座面は小さく、2つに割れています。割れていると不安になるかもしれませんが、割れていることで自然と左右のお尻をそれぞれの座面に乗せることができます。こうすることでお尻ではなく坐骨で座る姿勢になり、自然と背筋が伸びるという理屈です。
このチェアの弱点は、座面が硬くて長時間座っているとお尻が痛み出すことです。お尻痛発症までのお時間は個人差がありますが、別売の「クッションカバー」や「耐圧分散マット」の使用を検討したほうが良いでしょう。
チェア本体は4~5万円ほどしますが、マッサージに通うことを考えれば決して高くはないのではないでしょうか。
優先順位を書き出してみる
インテリアとしてではなく、姿勢を矯正するための椅子ですからデザイン性よりも機能性・座り心地、そして価格を重視したほうが後悔は少なくて済みます。
店頭販売と通信販売にはそれぞれメリットとデメリットがあります。前者は直接座り心地を比べることが可能ですし、店員さんにいろいろと質問することもできます。お値段のほうも相談できるかもしれません。
デメリットは店員さんの説明に流されて冷静な判断ができなくなることも大いにありうることです。ご自身は気の弱いところがあるという方は気をつけましょう。
通信販売のメリットは時間を気にせずにじっくり商品の見比べができる点です。もちろん実際に座ることはできませんが、説明を一語一句吟味して冷静に判断することができます。
その際、説明は3割方は誇張があると心得ておきましょう。返品が可能かどうかもよく確認します。
デメリットは購入前に直接みて座り心地を確かめられないことです。ご家族で使用する場合は、姿勢の矯正の前にまずは腰痛を改善したい、リラックスしたい、リラックスよりも長時間座っていたいなどそれぞれの希望をきいた上で最も良さそうな椅子を選びましょう。
まとめ
姿勢矯正は椅子を変えることから。効果のほどは?
座りっぱなしのヒトの身体
しばらく使用して判断する
優先順位を書き出してみる