姿勢が悪いと自覚していたり周囲に一言いわれたことのある方であれば、何とか 姿勢を良くする 努力をされていらっしゃることでしょう。指摘するほうの多くは、見た目の悪さを気にかけてくれている場合がほとんどで、「健康に悪いから」といってくれる方は稀です。
「背筋を伸ばして」といわれるばかりで、他の具体的な 方法 を示されたことがないという方に試していただきたい方法をご紹介いたします。
姿勢を良くするには?今すぐ始められる方法!!
姿勢が良いとポジティブになれる?
街ゆく人々を眺めていても、姿勢の良い方は健康的で颯爽としていてカッコ良く、人生を謳歌しているようにみえます。
姿勢が悪いと血の巡りも悪くなり、顔色も冴えなくなりますので第一印象が良くなるということはあまりないと心得ましょう。姿勢が悪いということは、クセのついている一部の筋肉や関節にばかり負担のかかった不自然な状態が続いています。
この姿勢で今まで生きてきたのだから大丈夫、などと過信してはなりません。どんなに鍛えていてもからだは少しずつ衰えていきます。姿勢が悪いことによって年々、体調が悪くなっていったり病気になる可能性を上げています。
正しい姿勢に慣れるまでは、かえって疲れてしまい面倒になることもあるでしょう。それを乗り越えて、正しい姿勢を身につけるには一定の努力は不可欠です。
佇まいを意識する
凛とした雰囲気の方は、ひとがみていようがいまいが常に姿勢が整っています。ひとがみているときだけ姿勢を良くするというのはかえってむずかしいものです。まずはご自宅でソファではなく椅子に座って鍛錬します。
①椅子の3分の1くらいに腰掛けます(浅座り)。背筋を伸ばして足を床にきちんとつけます。力を入れる必要はありません。②この姿勢で1分間頑張ります。③1分持たずに動いてしまった方は、背骨を支えている筋肉が衰えています。危機感を持つべきです。
ついつい足を組んだり、腰をまるめて座ったり、X脚座りなどをしてしまう方は、気がついたときにその都度姿勢を正していくしかありません。
正しい座り方は、体重が左右のお尻に均等にかかるようにしてウエストの後ろが背もたれにつくような形です。
次に歩き方ですが、みぞおちの辺りから足を出して大股で歩いてみてください。いつも小股で歩いている方にはかなりの運動になります。
加えて一直線に歩くようにすると、見た目も良いです。毎日頑張っていれば、内股やO脚、X脚、ガニ股も少しずつ矯正されます。その気になれば遅すぎるということはありません。
外出のお供も見直す
姿勢よく颯爽と歩くためには、両手に何も持たずにいるのがいちばん良いのですが、そうもいきません。従って持ち方を工夫してからだを労わりつつカッコ良くみせるコツを身につけましょう。
皆さんが人生で最もお世話になるであろう「手提げカバン・バッグ」は、持ち手が長すぎないものを選びましょう。収納と同じくらい持ち手にもこだわってください。持っているときはときどき持ち手を変えて負担を分散しましょう。
そして意外とできていないのが持ち手と反対の手を振ることです。この動作は体調や気分も良くなります。
「リュックサック」は、肩ヒモが長すぎると腰痛を発症します。背中にフィットしてはりつくようなタイプは人によってはカッコ悪いと感じるかもしれませんが、両肩に負担が分散して10年後、20年後に差が出てきます。
「ショルダーバッグ」は、左右の肩に順番にかけましょう。こちらもヒモが長すぎると負担になります。姿勢を意識して生活していると、顔も引き締まってきて良い雰囲気になりますし、多少のダイエット効果もあります。最初のつらさを乗り越えることができれば、良いことづくめです。
まとめ
姿勢を良くするには?今すぐ始められる方法!!
姿勢が良いとポジティブになれる?
佇まいを意識する
外出のお供も見直す