足の付け根が痛いと感じる場合にはもしかして痛風かも?と思うことがあると思います。しかし、実は 痛風 と似た症状でも違ったという場合があります。
どの病気や怪我である場合でも早期発見が治療の進行と大きく関係するため、もしかして…?と思った場合には早めに 病院 へいくことをおすすめします。
痛風かな?と思った場合にはすぐに病院へ!!
痛風とは?
痛風とは、足の親指や足首の関節に痛みや腫れがみられる病気です。名前のとおり痛みは風が吹いただけでも激しい痛みを感じるといわれています。
発症率は女性よりも男性のほうが高く、患者の9割が男性といわれています。
いきなりとても激しい痛みに襲われますが、痛みは1週間ほどで感じなくなってしまいこれまで感じていた痛みがうそのように感じてしまいます。
しかし、痛みが改善されたからといって痛風が治ったわけではなく、一時的に痛みがおさまっているだけなのです。
そのため、なんの治療もせず放っておいてしまうと再び症状が発症してしまうのです。
痛風の原因は?
痛風の原因はプリン体の過剰摂取や尿酸値が高くなってしまうことにあります。
近年はビールやいくらなどプリン体の多い食べ物が身近になっており、昔に比べると痛風の発症率が高いといわれています。
年齢が高い人に多いイメージがありますが、ビールなどをたくさん飲む機会も増えているため20代や30代などの若い世代にも痛風は多くみられています。
痛風の診断は病院で
足の痛みを感じた場合にはもしかしたら痛風かな?と思う場合もあるかと思いますが、正しく痛風と判断するには病院での検査が必要です。
痛風と思っていた場合でも、検査をおこなうと実は違う病気であるという場合があるのです。
痛風に似た症状でも異なる病気や怪我は外反母趾や変形性関節症、神経痛、慢性的な関節リウマチなどが考えられます。
これらの病気や怪我と痛風の判断基準としては尿酸値の量がカギとなります。尿酸値の量が高い場合には痛風の可能性が高いといわれています。
症状だけで自己判断してしまうとそのほかの病気であった場合に治療が遅れ、症状が悪化してしまいますので、必ず自己判断せずきちんと病院で検査を受けることをおすすめします。
痛風はきちんと治療しましょう
痛風と判断された場合にはきちんと治療することが大切です。
痛風の症状を放置してしまうと、しだいに関節が壊されてしまい、身体中のあちこちで発作症状がおきてしまいます。
関節炎の症状が身体中の関節にみられ、慢性的に関節の痛みを感じるようになってしまうのです。
また、合併症として腎障害がおきてしまいます。重症の場合には腎不全をおこしてしまい人工透析が必要となってしまいます。
腎障害は命にも関わるため、合併症が起きてしまう前に痛風の治療をおこないことが大切です。
痛みは一時的に改善されるため、治ったかなと思うことがありますが、病院できちんと診断がつくまでは治療をおこないましょう。
健康診断を大切に
痛風は発症してしまうと怖い病気ですが、現在では有効な薬も開発されています。そのため、治療をきちんとおこなえば改善が可能な病気ともされています。
しかし、まずは痛風にかからないことが重要です。日ごろから食生活に注意をし、プリン体の大量摂取や尿酸値の上昇に注意をしましょう。
とはいえ、いま自分自身の体内に尿酸値がどのくらいあるのかを知ることはわかりません。そのため、健康診断をおこなうことが大切です。
健康診断で尿酸値を計測することができるので、その際に自分自身の尿酸値量がどのくらいかを知る機会としても健康診断を大切にしましょう。
また、健康診断で尿酸値が高いと注意された場合には痛風を発症しないためにも食生活などに注意をむけましょう。
まとめ
痛風かな?と思った場合にはすぐに病院へ!!
痛風とは?
痛風の原因は?
痛風の診断は病院で
痛風はきちんと治療しましょう
健康診断を大切に