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靭帯損傷はどんな怪我?

ran

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zintaisonsyou

靭帯損傷 という言葉はよく聞きますが、スポーツ中や日常生活での不意な事故による怪我という程度の知識しかないかと思います。靭帯が体の中でどのような役割を果たしており、損傷によってどういった不都合がおきるのかを理解するとともに予防を心がけていきましょう。


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靭帯損傷はどんな怪我?


- 目次 -

  • 靭帯損傷とは
  • 捻挫と靭帯損傷の違い
  • 膝関節の靭帯損傷の原因と症状
  • 肘関節の靭帯損傷の原因と症状
  • 靭帯損傷の応急処置と予防対策

靭帯損傷とは

靭帯とは骨と骨をつなぎ関節を形作る役目を担っています。紐の束のようなもので弾力性はあまりありません。関節は筋肉、腱、靱帯、関節包によって覆われることで安定が保たれ、体をスムーズに動かすことができます。

スポーツや事故などで靭帯に大きな外力が作用して、靭帯が傷ついたり切れてしまった状態が靭帯損傷です。

関節を伸ばすと靭帯はピンと張ることで関節を安定させて脱臼を防ぎます。関節を曲げると靭帯は緩み関節が不安定となっている状態です。この時に関節に大きな外力が加わると脱臼や靭帯損傷をおこします。


捻挫と靭帯損傷の違い

捻挫と聞くと軽傷というイメージですが、靭帯損傷と聞くと完治に時間を要し場合によっては手術も必要な重症といったイメージを持ちます。

捻挫は手や足などの関節に無理な外力が加わり、関節を捻り挫いてしまうことです。靭帯損傷は関節に無理な外力が加わり、靭帯が損傷を受けた状態を言います。

捻挫も靭帯損傷も同じ靭帯を損傷してしまう怪我ですが、靭帯が受けるダメージの度合いによって両者は使い分けられています。

断裂にまでは至らない程度の靭帯損傷は捻挫と呼ばれ、靭帯を構成する束の一部が断裂した「部分断裂」や靭帯の全てが断熱した「完全断裂」は靭帯損傷と呼ばれます。

完全断裂にまで至ってしまうと、損傷した靭帯の縫合や再建といった手術的治療療が必要となる場合もあります。


膝関節の靭帯損傷の原因と症状

膝関節の靭帯の代表的なものとして「前十字靭帯」と「内側側副靭帯」があります。

前十字靭帯は太股の骨と脛の骨の前部についている靭帯で、膝が前後に揺れるのを防いで安定性を保っています。内側側副靭帯は膝の内側にあり太股の骨と脛の骨を結んでいる靭帯で、膝が左右に揺れるのを防いでいます。

膝の靭帯損傷は膝に物がぶつかった衝撃や膝が可動範囲を超えて曲がったりひねられた時、スポーツ時の急停止、方向転換、ジャンプの着地などでおこります。断裂の時に体内で「ブチッ」と音が聞こえることもあります。

断裂直後は歩行可能なことが多いですが、損傷によっては時間経過とともに関節内に血液がたまり腫れて歩行が困難になります。


肘関節の靭帯損傷の原因と症状

肘関節には「内側側副靭帯」と「外側側副靭帯」があり関節が横方向へ曲がらないように制御しています。

側副靭帯は転倒時に手をつき肘に外力が加わった際に損傷する場合と、スポーツによる繰り返しの動作によって損傷する「野球肘」や「テニス肘」などがあります。

内側側副靭帯損傷のうち、突発的に外力が加わって損傷した場合は、すぐに肘が痛みや腫れ、疼痛により肘関節が動かしづらくなります。

スポーツの繰り返し動作によって損傷した場合は、徐々に痛くなるものと、「ブチッ」と音が聞こえて急に痛みが生じ繰り返し動作が行えなくなる場合があります。


靭帯損傷の応急処置と予防対策

初期治療が大切になります。まずは痛めた部位の「安静(Rest)」、「冷却(Icing)」、「圧迫(Compression)」、「挙上(Elevating)」を行います。これは頭文字をとって「RICE療法」と呼ばれます。

その後の治療は損傷の重症度によって異なりますが、テーピングなどにより関節の動きを制限しなるべく安静にすることが基本となります。

靭帯損傷の際は脱臼や骨折など他の損傷を合併している場合も多くあります。放置すると慢性的な痛みへと発展する場合もありますので、応急処置の後は整形外科を受診することをお勧めします。

スポーツ中などの突発的な事故による損傷を完全に予防することは難しいですが、腹筋や背筋、体幹を強化することで関節に無理な負担をかける動作を減らすことができます。

繰り返しの動作による損傷を防ぐには、負荷のかからない正しいフォームを身に着け、場合によってはプロテクターを装着して動作を行うなどの対策が有効です。

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まとめ

靭帯損傷はどんな怪我?
靭帯損傷とは
捻挫と靭帯損傷の違い
膝関節の靭帯損傷の原因と症状
肘関節の靭帯損傷の原因と症状
靭帯損傷の応急処置と予防対策

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