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侮るなかれ!起床時の頭痛

pokki

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zutsuu kisyou

起床時 の 頭痛 には、二日酔いや、日常のストレスによる精神的な要因によるものや、片頭痛に起因するもの、さらに生命にかかわる重大な病気の予兆となる頭痛もあります。

起き抜けの頭痛をいつものことと軽視せずに、専門医の診察を受け、しっかりと対処していきましょう。


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侮るなかれ!起床時の頭痛


- 目次 -

  • なぜ目覚めたときに頭痛を感じることがあるのでしょう?
  • 薬物乱用頭痛について
  • あるいは重大な病気の可能性

なぜ目覚めたときに頭痛を感じることがあるのでしょう?

睡眠というのは休息ですので脳を含めた身体のほとんどの部位が休止状態となります。そのため交感神経という自律神経を調節する神経系の緊張が緩み、血管が拡張し血圧が下がり、心拍数も低下していきます。そうして全身を安らかな休息へと導いていくのです。

けれどもお酒を呑みすぎたり、鎮痛薬等の乱用などによって血管が拡張しすぎてしまうこともあります。そうなると拡張した血管が他の部位を圧迫することになりますので、目覚めたときに頭痛を感じるというわけになります。また脳内、体内のいずれかに損傷、腫瘍のある場合も同様です。

また睡眠中のイビキは換気不十分を意味します。体外へ排出されなかった炭酸ガスは体内に滞り、血管を拡張させます。そして頭蓋内の圧力を高めて頭痛を引き起こします。

多忙なる現代人としましては、その日一日のノルマをこなさねばならないという強い使命感に覆われ、鎮痛薬で切り抜けようとしてしまいがちですが、くれぐれも鎮痛薬の乱用はお控え下さい。無理はなさらず、速やかに精査な受診をされて、適切に対処していきましょう。


薬物乱用頭痛について

頭痛薬(鎮痛薬)は薬局で最も売れている薬のベスト3に入るそうです。手軽に入手できることはもちろん、病院で診察を受けた時にも「とりあえず痛み止めと胃薬を出しときましょう」と、かなりの頻度で処方されてしまいます。

慢性的に、いつ発症するかわからない頭痛に対処するために、数種類の鎮痛剤を常備し、頻繁に服用している方も大勢いらっしゃいます。

鎮痛剤の多飲は脳を過敏にしてしまいます。薬を飲めば痛みは治まりますが、薬が切れたら、よりいっそう鋭敏になった神経が痛みを訴えるのです。普通だったら感じないような痛みまで感じ取るようになり、その度に服用することになります。

やがて毎日毎朝、頭全体がボワーンとした痛みに包まれるといった症状が表れます。その痛みに対して再び鎮痛剤を服用します。だんだんと効用時間も短くなりますので、服用回数も増えていきます。そして逃れられない薬物への依存のサイクルが始まるのです。

薬への依存が強くなると、抑うつ状態になったり、パニック障害を引き起こしたりします。1ヶ月に10日以上、鎮痛剤を飲むようになったら要注意です。15日以上はもはや薬物依存と診断されます。

一時的に痛みを緩和させるだけでなく、適切な診断のもとにトリプタン製剤等で痛みの原因そのものを取り除くような治療を進めることも大切になります。


あるいは重大な病気の可能性

「朝の頭痛」とさえ言われている頭痛があります。脳腫瘍という病気です。起床時に激しい痛みに襲われ、しかもその痛みが長時間にわたり、だんだんと強くなっていきます。やがて嘔吐などの症状が表れます。

目覚めたときに上体を起こそうとしたら、うなじから後頭部にかけて痛みが走った、という症状の場合、解離性動脈瘤の可能性があります。

中年の男性によく見られる病気で、放置しておくと脳梗塞やくも膜下出血などの重大な病気へつながる危険性がありますので、このような症状が出た場合には、すぐに病院で診察を受けて下さい。

寝起きに突然バットで殴られたような痛みに襲われたら、それはくも膜下出血の症状かも知れません。脳内の血の塊が突然破裂して発症します。それはまさに突然で、発作と共に意識を失うことすらあるのです。命に係わりますので、救急車を呼んででもすぐに病院へ向かいましょう。

起床時の頭痛は、決していつものこととして軽視してよいものではありません。それはまさに命の存続にかかわる危険な兆候なのです。専門医の診察を受けて、しっかりと向き合い、対処しましょう。

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まとめ

侮るなかれ!起床時の頭痛
なぜ目覚めたときに頭痛を感じることがあるのでしょう?
薬物乱用頭痛について
あるいは重大な病気の可能性

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