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足のケガにおいてもっとも多い足首の損傷

pokki

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ashikubi

生きて生活していると、さまざまなアクシデントに見舞われることがあります。そのうちでも手や足のケガというものは、ほぼすべての人が経験していると言っても過言ではありません。手足のケガの中でも、もっとも多いと言われる、 足首 に関するケガについてご案内します。


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足のケガにおいてもっとも多い足首の損傷


- 目次 -

  • 足首の関節を構成する骨
  • 足首の損傷には何がある?
  • 捻挫(ねんざ)と骨折
  • じん帯断裂とじん帯損傷

足首の関節を構成する骨

足のくるぶしの上の少し細くなった部分のことを、足首と言います。足首は人間の身体を支え、移動させるためにとても重要な役割を果たします。

その足首を構成する足関節は、ひざから下、いわゆるスネと呼ばれる脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)、さらに7つの足根骨(そっこんこつ)からなります。せまい範囲にひしめくこれら9つの骨が、体重を支え、あらゆる移動や運動の複雑な動きに対応しているのです。

足首の関節は、もっとも強く、もっともしなやかな関節であるとも言えます。


足首の損傷には何がある?

もっとも重要で強くしなやかな関節ではありますが、転んだり、踏み外したり、あるいは木の根や石ころを踏んでしまうことによって予測できない方向にねじれたりすることもあります。強い筋力によりカバーできることもありますが、多くの場合、激痛と炎症を起こしてしまいます。

このような場合の応急の処置として、まず動くことを止めなければなりません。そして安静にします。患部を冷やし、テーピングや添え木などにより圧迫固定をします。それ以上炎症が進まないように患部を少し上にあげた状態を保つことが大切です。

どうしても動きを続けなければならない場合には、慎重に動かなければなりません。そしてすぐに医師や治療院などへ相談することが重要です。

このような足首の損傷には、骨折やじん帯断裂、じん帯損傷、脱臼などがあります。

このうちじん帯損傷のことを捻挫と呼ぶのが一般的です。脱臼とは、関節が外れたり、ずれたりした場合のことを言います。じん帯断裂とは、骨と骨をつなぐじん帯が切れた場合のことを言います。そのどちらでもない場合には、捻挫と診断されます。


捻挫(ねんざ)と骨折

足首の捻挫、じん帯が断裂していない場合、骨折でも骨にズレがない場合には、副木やテーピングなどによる圧迫固定で経過を観察していきます。

ただしあまりに長い期間固定していると逆に回復を遅らせてしまい、健康な機能まで損なわれる危険がありますので、医師の指示のもとの詳細な観察が必要です。

捻挫の場合にも、完治するまでには1カ月ほど要すると言われています。痛みが軽減したからといって、すぐに元通りの動きができるようになるわけではありません。専門医の指示に従いながら、徐々に慣らしていくことが大切です。

骨折で骨が多少なりともズレていたら、ズレを元の位置に戻して、骨がズレないようにネジやボルトで固定するための手術をします。ボルトだけでなく針金を使うこともあります。その後ズレないように圧迫固定をします。

圧迫固定をしているので、翌日からは脚全体を動かすなどのリハビリを行います。これは深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう=エコノミークラス症候群)になることを防ぐためです。その後、松葉杖を使いながら、少しずつ体重をかけて歩く練習をします。


じん帯断裂とじん帯損傷

じん帯の損傷については、通常のレントゲン撮影ではわからないので、あらゆる方向から圧力をかけたストレスレントゲン撮影という方法がとられます。これにより安定性の有無を確認することができるのです。

じん帯損傷という定義は、じん帯が伸びた状態から部分的な断裂までを含めます。また完全にじん帯が断ち切られている場合には、じん帯断裂と診断されます。

じん帯断裂と診断された場合には、じん帯の再建のための手術が行われます。その後は、テーピングやギプス固定などによる保存療法がとられます。

これらの足首の損傷については、完全に治るまで決して無理をしてはいけません。それでなくとも足首は、普段から体重を支えて移動させるという大変な役割を担っているのです。

再発の危険や、そのまま関節がゆがんでしまうという変形性関節症になることもあります。専門医の指示に従い、完全に治るまで決して無理はしないで下さい。

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まとめ

足のケガにおいてもっとも多い足首の損傷
足首の関節を構成する骨
足首のケガには何がある?
捻挫(ねんざ)と骨折
じん帯断裂とじん帯損傷

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