足首が細いと足全体が細くみえて羨ましいですよね?ただ、足首痩せのダイエット方法はいろいろありますが、どれをやってみても効果が出ないという方は要注意。
実はその 太い 足首 、心筋梗塞の危険性が隠れているかもしれません。
要注意!!足首が太いと心筋梗塞のリスクが13倍に!?
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足首が太くみえるのはアキレス腱のせいかも
足首は通常であれば脂肪がつきにくいため、なかなか太くなる箇所ではありません。しかし、運動不足やむくみ、また脛骨と腓骨の歪みなどによって太くなってしまうことがあります。これらは足首を鍛える、骨の歪みを修正することで改善されるものです。
しかし、これらの努力をしてみても足首が細くなりにくい場合があります。それはアキレス腱が太い場合です。アキレス腱が太いと足にしまりが無くみえてしまい、どうしても足首が太くみえてしまいます。
そして、このアキレス腱が太いことは単純に足首が太くみえるということだけではなく、心筋梗塞になりやすいリスクが高い証ともなっているのです。
なぜアキレス腱が太いと心筋梗塞のリスクが上がるのか
アキレス腱が太いとなぜ心筋梗塞になりやすい証となるのでしょうか?心筋梗塞の主な原因は血液中にあるコレステロールの量が多くなると血管内部の細かい傷や穴に付着し、徐々に血管を塞いでしまうためおこる病気です 。
そして、コレステロールが付着するのは血管内だけではありません。そして、コレステロールが付着しやすい場所の1つがアキレス腱です。コレステロールは傷や穴に引っかかって付着する傾向があり、アキレス腱以外の場所ではあまり付着することはありません。
しかし、アキレス腱の場合は激しい伸縮を繰り返すため、常に傷がありボロボロの状態になっています。そのため、血液中のコレステロールの量が多いとどんどんとアキレス腱にコレステロールが付着し、アキレス腱が太くなり、足首が太くなっていきます。
そのため、アキレス腱が常に太いということは、血液中のコレステロールの量が常に多いということになり、心筋梗塞のリスクが通常の方よりも高いということになります。
アキレス腱が太いのは遺伝?家族性高コレステロール血症とは
アキレス腱が太くコレステロールが貯まりやすい状態は家族性高コレステロール血症という病気の可能性があります。家族性高コレステロール血症は遺伝的にコレステロールを処理することができない体質の持ち主で常にLDLコレステロールが高い状態になります。
体がコレステロールを処理できないため、食事や運動などを行い体内のコレステロールを処理しようとしても処理ができず、血液中のコレステロールの量が減ることはありません。
コレステロールが貯まりやすいからといって太っている方がこの病気と関係が深いかというとそうではなく、痩せている方やスポーツ選手のような筋肉質な人でもこの病気で命を落とす可能性があります。
そのため、常に負荷がかかり、傷ができやすいアキレス腱にコレステロールが貯まりやすく、アキレス腱が太くなっていきます。
そして、アキレス腱にコレステロールが貯まりやすいということは、体中の血管でも同じ状態になる可能性が非常に高いため心筋梗塞や脳梗塞になりやすい体質だと言われています。
今すぐチェック!簡単にできるアキレス腱チェック
家族性高コレステロール血症の場合、自分の力でコレステロール値を下げるのは難しいです。そのため、できるだけ早く病院へ相談することが大事です。しかし、自分の血管にどれだけのコレステロールが蓄積されてしまっているのかは目にみえません。
そこで、目安となるのがアキレス腱のチェックです。アキレス腱が2cm以上ある、後ろに膨らんでいる方は血液中のコレステロールが高くなっている危険性が高いです。
また、自身のLDLコレステロール値が181以上、家族に心筋梗塞や狭心症、脳梗塞の方がいる場合は家族性高コレステロール血症の可能性がありますので、病院へ相談し、早めの診断と治療を受けてください。
まとめ
要注意!!足首が太いと心筋梗塞のリスクが13倍に!?
足首が太くみえるのはアキレス腱のせいかも
なぜアキレス腱が太いと心筋梗塞のリスクが上がるのか
アキレス腱が太いのは遺伝?家族性高コレステロール血症とは
今すぐチェック!簡単にできるアキレス腱チェック