皆さんは サポーター を使用したことはおありですか。 足首 に巻いてはみたものの痛みが治まるわけでもなく、メリットがわからなくて巻くのを止めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
巻き方にはコツがありますので、ここでイメージトレーニングをしてみましょう。
痛めた足首に効果的なサポーターの巻き方
サポーターの役目
サポーターは捻挫や疲労障がい、足首や関節の痛みなどがあるときに使用を検討します。決してサポーターを巻いたからといって、無理ができるようになるというわけではありません。冷静に考えて、少しばかり質の良い布1枚を巻きつけたくらいで劇的な変化が起こることはまずないでしょう。
あくまで気休めとして依存しすぎないことが、サポーターと上手く付き合うコツです。万能性は極めて乏しく、同じ商品でも効果は個人差があります。ほぼ同様の運動量や生活習慣によって足をくじいたとしても、同じサポーターを巻けば治るというものではありません。
また、捻挫は一度するとクセになってしまうので、予防としてサポーターを巻くのもある程度の効果を見込めます。
それでは、軽症の場合から検討しましょう。軽い症状にはバンドタイプのサポーターがお勧めです。足首が内がえしにならないように丁寧に巻きます。足のうらの外側を上に引っ張り上げるようにしながら巻くと簡単にきれいに巻くことができます。
安定性と固定性が弱い代わりに、足首の動きの制限も少ないのでスムーズな動作が可能です。
次に、重症の場合はソックスのように履くタイプのサポーターを試してみてください。バンドタイプよりも圧迫力が高くなり、固定性も格段にランクアップします。履くタイプのなかでも内側と外側に固めの支柱が入ったタイプはすぐれものです。
この支柱を空気圧で行うタイプも人気があります。支柱のおかげで内がえしも外がえしも強固に防いでくれます。
ただし、お察しの通り足首は動かしにくくなります。固定して、かつ動きやすいと謳っている商品でも、100%満足できるほどのものはおそらくないに等しいと心得て試してみるのが良いかと思われます。
寝るときも油断禁物
もちろん起きているときのサポーターを使用しても全く問題はないのですが、就寝時のサポーターというものも出回っていますのでご興味があれば一度試してみる価値はあります。
寝ているときは足に負担をかけていないのだからとサポーターを外す方もいらっしゃいますが、それは誤りです。痛めている足首はサポーターを巻くことによって背屈位の楽な状態を保っています。
ですから外すと背屈位状態から、ダランと底屈位状態になり靭帯はかえって負担がかかってしまい、昼間の保護養生状態が水の泡になってしまいます。翌朝痛みが強まっているのはこのような理屈があったのです。
夏などは暑くて外して休みたいとお思いになられるでしょうが、早く治したいのであれば我慢しましょう。
からだの内側からもサポート
症状のある初期の段階では、お酒やビールなどのアルコール類は控えましょう。アルコールの入ったお菓子も我慢したほうが無難です。アルコールは炎症を悪化させて治りを遅らせますので、しばらくは封印しましょう。
アルコールなしの生活がストレスで寝つきが悪くなりそうだ、という方はノンアルコールの飲料で凌いでください。治りを早くするためには、栄養も不可欠です。血行を良くし血となり肉となる食べものの摂取を心がけましょう。
良質なたんぱく質やビタミンを摂取しやすいメニューのなかでも簡単なのはお鍋料理です。特に水炊きはお勧めです。鶏肉や豚肉、お野菜を入れればバッチリです。
塩分の多い外食やインスタント食品、お菓子、スイーツなどは控えたほうが体調も良くなります。
まとめ
痛めた足首に効果的なサポーターの巻き方
サポーターの役目
寝るときも油断禁物
からだの内側からもサポート