急性副鼻腔炎が何か月もつづき治らない状態で慢性副鼻腔炎、つまり蓄膿症になってしまいます。副鼻腔の膿のたまる位置によっては頭に重い痛みがつづきつらいものです。
蓄膿症 による 頭痛 がつづくために集中力を失い、精神的にストレスとなってしまうことがあります。
改善にひと工夫あり!|蓄膿症による頭痛
頭痛の原因
頭痛はさまざまな病気の症状であらわれるものです。なかなか治らずにつづく頭痛がある場合には、蓄膿症が原因になっていることはないでしょうか。
蓄膿症は鼻の奥の副鼻腔と呼ばれる場所に細菌が感染してそこで炎症を起こし、抗菌剤などを服用してもなかなか効果が出にくい状態がつづきます。
その結果、炎症部位に膿がたまり周囲を圧迫するために頭痛として感じることがあります。膿がたまっているあいだは頭痛を感じつづけることになってしまいます。
蓄膿症と頭痛
蓄膿症はかならずしも頭痛と結びついているわけではありません。
人によっては蓄膿症でも頭痛を生じずに鼻の奥が重い、あるいは頭が重い状態に感じる場合や、全くそうした症状が出ない人もいます。
その場合でも症状が軽いというわけではありません。なかには重症の人もいます。膿がたまっても頭痛に結びつかない場所もあるからです。
こうした症状の出にくい人はあまり自覚できずに重症化してしまい手術しないといけないことがあります。
蓄膿症の改善には
頭痛をともなう蓄膿症はつらいものです。したがって頭痛の緩和には痛み止めや膿のたまるのを抑える抗炎症剤が処方されることがあります。
通院は根気がいりますがつづけます。なかなか改善しないこともありますが、通院することで鼻がとおり気分が回復します。
効果は長くはつづきませんが通院をつづけるうちにそれほど気にならなくなる場合があります。
蓄膿症は主要な症状を緩和しつつ、ある程度蓄膿症をやり過ごすような心持ちですごすと気分が落ち着けられます。よくなった部分に関して通院の結果だと自分を評価します。
日ごろの健康管理と蓄膿症
蓄膿症を悪化させないためには日常の健康管理が欠かせません。
風邪をひいたり鼻炎を悪化させたりしないように外出から帰ったら手洗い、うがい、顔洗い、鼻洗いなどをします。とくに蓄膿症の方には顔洗いと鼻洗いはおすすめです。
鼻を洗う際には適度なぬるま湯に食塩を少し溶かしてやると痛くありません。要領をおぼえると子供でもできるようになります。洗ったのちは気持ちよく過ごせます。
とくに風邪をひかないように乾燥する時期や人込みの中で過ごすときなどはマスクをこころがけます。
蓄膿症は自分合った症状対策を
蓄膿症と診断されたら腰をすえてじっくりと治療にあたるようにします。
まずは上に示したように悪化させないことからはじめてみます。慣れてくるとそれらが日課になりどれも気持ちよく過ごすことにつながるので長くつづくようにできます。
頭痛などの症状が顕著に出たときへの対処法を示します。痛いときにはがまんせずに痛み止めを服用します。
胃などをいためないように自分に合うものを選択しておくとよいでしょう。
その他の症状も同様です。鼻水や鼻づまりなど不快な症状の緩和法についても自分に合うものをつねに症状に合わせて準備しておきます。
こうして慌てずに症状に対処できるようにしておくと症状にともなうストレスを軽減できます。
こうした症状につきあう自分に合った対処法を前もって準備しておき、症状があらわれ軽いうちに対処できるようにしておくとよいわけです。
これによって蓄膿症にともなう不快な症状をある程度やりすごすことができるようになってきますし、悪化させずに改善にむすびつけていけるでしょう。
まとめ
改善にひと工夫あり!|蓄膿症による頭痛
頭痛の原因
蓄膿症と頭痛
蓄膿症の改善には
日ごろの健康管理と蓄膿症