急激な腰の痛みをともなう怪我といわれています。また、再発もおきやすいといわれているため、少しでも早く完治をさせたい怪我のひとつです。
ぎっくり腰の治し方 としてはどのような方法があるのでしょうか。また、再発の予防にはなにをすればよいのでしょうか。
ぎっくり腰の治し方を知らないと再発しやすくなる!
ぎっくり腰の原因とは?
ぎっくり腰とは、正式には急性腰痛や椎間捻挫とよばれています。
ぎっくり腰になってしまう原因はさまざまありますが、主には筋肉の疲労や骨格のゆがみ、腰への急激な負荷があげられています。これらのもともとの身体の状態に合わせ、体重や生活習慣などの要素が絡み合うことにより症状がおきてしまいます。
ぎっくり腰にも種類がある!?
ぎっくり腰と一言でいっても、大きく3パターンにわけることができるといわれています。
まずは筋肉を痛めた場合があります。このぎっくり腰の特徴としては、痛む場所が脇腹の下あたり、前にかがむと痛みが強くなる、しびれはないが、常に強い痛みを感じるといったような特徴があります。
次に、関節に痛めた場合の関節性のぎっくり腰です。このぎっくり腰の特徴は、背骨の上あたりが痛む、背骨の上を触ってみると熱感がある、痛みは常にではなく、動作をするときに痛みを感じる、長時間同じ姿勢をとることができないなどがあります。
最後は腰椎椎間板ヘルニアが原因となっておきるぎっくり腰です。特徴としては、関節性のぎっくり腰と似ていますが、太ももの後ろにしびれを感じることで見分けることができます。
ぎっくり腰の応急処置
ぎっくり腰は、激痛をともなう怪我のため、発症してしまうと身動きが取れない方が多くいるといわれています。
激痛をともなう怪我のため、すぐに病院へいかなければいけないと思われがちですが、病院へいこうと動いてしまうと反対に怪我を悪化してしまう可能性が高いのです。
痛みを感じた場合にはどうすればよいのかというと、動かずに安静にしておくことが重要になります。無理に動かしてしまうと、痛みを強めてしまうので、自宅で安静に寝て置くことが早く治るための方法のひとつといわれています。
ぎっくり腰は急性の怪我のひとつであるため、安静にする際にアイシングをしておくとよりはやく痛みを取り除くことができるのでおすすめだといわれています。
ぎっくり腰を完治させるには?
ぎっくり腰は安静にすることがおすすめであると先ほど述べましたが、痛みが引いた後もそのまま放置しておいてしまうと再発の原因となってしまいます。ぎっくり腰を完治させるためにも、痛みが引いたあとにすぐに病院で診察をしてもらうことをおすすめします。
単にぎっくり腰といっても、怪我をした反動でそのほかの怪我も発症している可能性があります。
背骨に傷をつけている可能性やヘルニアを引き起こしている可能性があるので、病院でレントゲンを撮ってもらうことでそのほかの怪我の可能性を減らすことが可能であるといわれています。
さらに、病院で診察を受けることで、今回のぎっくり腰の原因を特定することができるので、根本的な原因の治療をすることができます。
ぎっくり腰は再発する
ぎっくり腰は一度なってしまうと、再発する可能性が非常に高い怪我といわれています。とくに高齢者の場合には再発のリスクが高い傾向があります。
この理由としては、筋力の低下が大きく関わっています。年齢を重ねると、筋力が徐々におちていくため、背骨を支える力が弱くなってきてしまいます。
そこで、再発のリスクを少しでも低くするためにも、怪我の痛みがおさまってきたところで、筋力トレーニングをはじめることをおすすめします。
背骨の周りの筋肉はもちろん、腹筋をはじめとした体幹筋群も背骨を支える役割があるので、しっかりと鍛えることで再発の可能性を低くする効果があります。
しかし、トレーニングをする際に注意をしなければいけない点は、きちんとぎっくり腰の原因をつきとめてからおこなうことです。
怪我の原因が筋肉性の場合には筋力トレーニングをおこなっても問題は少ないですが、関節や骨格などに問題がある場合には、根本的な問題を解決しなければ、筋力トレーニングが裏目に出てしまい、怪我を再発だけえでなく、悪化させてしまう可能性があるのです。
まとめ
ぎっくり腰の治し方を知らないと再発しやすくなる!
ぎっくり腰の原因とは?
ぎっくり腰にも種類がある!?
ぎっくり腰の応急処置
ぎっくり腰を完治させるには?
ぎっくり腰は再発する