「鼻づまりに悩むなら薬を賢く活用しよう(前編)」では、鼻づまりの原因についてご説明いたしました。後編では、 鼻づまり のための 薬 を選ぶポイントや薬による副作用についてご説明いたします。
薬を選ぶ際に自分では判断できない場合には、薬剤師もしくは医師に相談してください。
鼻づまりに悩むなら薬を賢く活用しよう(後編)
鼻づまりにきく薬を選ぶ際のポイント
鼻づまりで仕事がはかどらない、頭痛も伴ってしまうという場合は、市販の薬を服用する方法も有効となります。
鼻づまりによる症状がひどい場合は、本来なら病院を受診し、医師の判断の元薬を処方してもらうことが一番なのですが、どうしても時間がとれないという場合でも鼻づまりの症状を緩和できる専用の薬であれば、症状の悪化を防ぐことができますので、ぜひ活用してください。
各メーカーから多くの鼻づまり用の薬が販売されているのですが、大きくわけて2種類のタイプがあります。1つ目は、直接鼻の中に「シュッ」と吹きかける点鼻薬です。2つ目は、内服薬で、カプセルタイプから粉薬、錠剤といったいくつかの種類があります。
点鼻薬も内服薬もそれぞれにメリットとデメリットがあり、一日に服用する回数は薬によって異なってきますので、薬を選ぶ際にはしっかりとパッケージの裏面にも目を通し、以下のポイントを参考に選んでください。
- 風邪やアレルギーといった原因別の薬を選ぶ
- 即効性のあるもの
鼻づまり改善のために薬を利用する際には、どのような原因で鼻づまりが起こっているのかを意識してください。アレルギーにより鼻づまりが起こっている場合は、ヒスタミンなどアレルギーを起こす成分の働きを抑える効果のあるものが一番です。
風邪による鼻づまりの場合は、その他にも咳や悪寒、のどの痛みなどにも効果のある薬を選んでください。万が一薬を選ぶ際に自分では判断できないという場合は、薬局に在住する薬剤師もしくは病院の医師に相談してください。
薬の副作用にも注意
鼻づまりに効く薬には、どうしても眠気を誘う成分が使われることが多いのですが、眠気により交通事故を起こさないためにも、なるべくは眠くなりにくい工夫がされている薬がおすすめです。さらに、鼻づまりの薬による副作用は、眠気以外にも注意するべき症状があります。のどの渇き、発疹です。
これらの副作用は自分が薬を服用するときだけでなく、自分以外の家族に鼻づまりの薬を与える場合も注意が必要です。事前に副作用をしっかりと確認した上で、用法容量を守り、何らかの異変が起こればすぐに病院を受診することを忘れないでください。
まとめ
鼻づまりに悩むなら薬を賢く活用しよう(後編)
鼻づまりにきく薬を選ぶ際のポイント
薬の副作用にも注意