勉強が忙しくなったり、悩み事が多くなってきた頃から 偏頭痛 に度々襲われるようになり、気がついたときには頭の痛くない時間のほうが短いかも知れないという皆さんに、ぜひとも試していただきたい 治し方 をいくつかご紹介いたします。
いずれも 即効 の性質を持ちますので、せっかちな方にもおすすめです。
偏頭痛は自分に合った治し方で即効治せる!!
かんたんなようでむずかしい生活改善
寝不足や寝すぎが偏頭痛を発症することは、うすうす気がついていらっしゃる方も多いかと思われます。日頃の睡眠不足は、休日の寝坊では解消されません。たっぷり休んで頭が痛いのはそのためです。
どちらかというと、休日もいつもどおりの時間プラス2時間以内に起床して夜に早く休むほうが翌日の目覚めが爽やかです。休み明けはそれで良しとして、徐々に不規則な睡眠時間で1週間を乗り切ることになる場合はうたた寝がおすすめです。
朝の電車で座って寝ていられる方は少数派でしょうから、お昼休みなどに5分でも熟睡できると効果があります。家事の合間のお昼寝も、30分以内に留めるようにしましょう。
寝すぎると夜の寝つきが悪くなってしまいます。また、ご自宅でリラックスするときはあまり明るすぎないお部屋で静かに過ごしましょう。ご自身では気分転換のつもりで聴いているロックやヘビメタなどの音楽は、かえって偏頭痛を悪化させている可能性があります。
飲んで、冷やして、動く
カフェインはからだに悪いという見解もありますが、一般的にはカフェインは血管を収縮する作用があります。つまり偏頭痛を治めるサポート的な役目が期待できます。
カフェインを多く含むコーヒーや紅茶、ココア、日本茶などを摂取してみましょう。もともとこれらの飲み物がお好きな方は良いですが、どうしても苦手でという方は絶対服用すべき薬ではありませんので、眠気覚ましのガムなどがおすすすめです。
また、血管を収縮させるために「首を冷やす」という方法もあります。冷却シートなどで冷やすといくらか痛みが治まります。特に首の後ろを冷やすと効果が期待できます。
そして、適度なストレッチや運動も大切です。偏頭痛でなくとも日頃運動不足の方がラジオ体操をすると気分が良くなったりするように、血流を促進することを心がけましょう。
ストレスの感じ方は人それぞれですが、家事をされている方よりもデスクワークの方のほうがからだが凝り固まっています。気がついたときに肩回しをしたり、朝と夜にストレッチをしたり何かしらの自衛策を講じなければ、今のままの体調すら維持できません。
ちょっと根気のいる方法
飽きっぽい方には向いていないといえるかもしれませんが体質と体調にマッチすれば、驚くほどの効果を出してくれるのが「ツボ押し」です。
「合谷」(ごうこく)は、親指と人差し指の間にある気持ち痛みを感じる位置にあります。また「百会」(ひゃくえ)は、頭のてっぺん、いちばん高いところです。
偏頭痛が起こってから1回2回ほど押したところで効果はありませんが、発症前に刺激しておけば予防できることもあります。ストレスの後に偏頭痛がくると、おおよそ把握しているのであればその前に試してみましょう。手が空いているときでなければできないのが難点ではあります。
そして、もしかしたらいちばん最初に試すべきことかもしれないのが「頭痛薬の見直し」です。長きに渡りお世話になっている薬を疑い、他の薬を試すというのは思っている以上に勇気とストレスを伴います。
しかし服用し始めたときは相性が良かった薬でも、その状態がずっと続く保証はありません。体質も日々変化しています。「この薬がないと心細い」という状態は危険ともいえます。常に猜疑心を持つくらいの気概は必要です。
まとめ
偏頭痛は自分に合った治し方で即効治せる!!
かんたんなようでむずかしい生活改善
飲んで、冷やして、動く
ちょっと根気のいる方法