頭がズキズキと痛み、何もすることもできない偏頭痛。25歳以上の3人に1人は頭痛に悩まされています。幹部を冷やしたり、暗いところで横になっていれば、しばらくして症状が落ち着きます。
そんな時、偏頭痛に効く ツボ を押すと、改善が早くなります。休めば少し良くなるので、偏頭痛の激痛を理解していない、心ない人たちから「サボっている」と思われがちです。
そういう辛い思いをしないためにも、毎日のツボ押しを習慣にしましょう。
ツライ偏頭痛に効くツボとは?
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偏頭痛とは
偏頭痛は何らかの刺激によってひき起こる頭痛で、主に、精神的ストレスによる自律神経の乱れによると言われています。光や匂いなどからも、偏頭痛になる場合もあります。
偏頭痛は、脳内のセロトニンという物質が多く関わっており、セロトニンの枯渇により血管が酸素を取り入れる為、膨張し、三叉神経を刺激するために起こる病気です。
偏頭痛に効くツボはいくつかあります。即効性の高いものもあります。予防にもなるので、偏頭痛がよくある方は、日頃からツボ押しをして備えておくべきです。
偏頭痛に効くツボ
ツボ1 完骨
完骨(かんこつ)は、耳の後ろにある膨らんだ大きい骨の下の部分より、指1本上にあります。
ツボに親指の腹を当てて、グイグイと上に押し上げていきます。その周辺全体をマッサージしても、効果があります。痛いときの対処法としてよく効きます。
ツボ2 天容
完骨の近くに位置するツボが天容(てんよう)です。アゴの骨の角の下です。首の筋肉の上にあります。この筋肉ごと、全体をマッサージすると良いです。
ツボ3 百会
百会(ひゃくえ)は、偏頭痛だけではなく、自律神経を整える万能ツボです。つむじではなく、頭のてっぺんにあります。
ツボ4 風池
首の後ろ側にあり、髪の生え際の部分にあるのが風池(ふうち)です。首の太い2本の筋から両側3センチぐらい外にあります。親指で上に向かって押し上げて刺激します。
ツボ5 太陽
こめかみと目尻の間にあるくぼんだところに、太陽(たいよう)があります。眼精疲労にもよく効きます。
ツボ6 角孫
耳の頂点から指3本分程上にあるのが角孫(かくそん)です。親指でグリグリと刺激しましょう。
ツボ7 卒谷
卒谷(そっこく)は角孫と上下に並んでおり、右の耳のすぐ上の髪の生え際にあります。角孫を刺激した後、指を移動して揉みます。
ツボ8 合谷
親指と人差し指の間の、水かきのような部分の合流点を辿っていき、骨で止まったところの人差し指側にあるのが合谷(ごうこく)です。
偏頭痛だけでなく、めまいや胃腸が弱い時にも効くツボです。ボールペンの先をツボに当てて刺激すると、よく効きます。
ツボ9 魚際
魚際(ぎょさい)は、親指の下の方、手の平側にあります。手の平の方から親指の付け根を手首に向かってたどっていくと、痛い部分があります。頭痛の他に、歯痛や肩こりなどにも効果があります。
ツボ10 外関
手首の外側で、手首の関節から指2本分のところにあるのが外関(がいかん)です。寝違えにもよく効きます。
体全体をリラックスさせて、自律神経に働きかける万能のツボです。調子が悪い時は必ず押しましょう。
ツボ11 養老
養老(ようろう)は偏頭痛に特化したツボ、というわけではありませんが、偏頭痛の要因の1つの自律神経の乱れを調整する、文字通り「老を養生する」ツボです。
老いる事で起こる病気の予防、つまりアンチエイジングに効果があります。養老を押すことで血流が良くなります。頭痛がなくても、いつまでも若々しくあるために、ぜひ習慣付けましょう。
ツボの位置は手の甲を見ると小指側の手首に、小さい突き出た骨があります。その骨の薬指側の、すぐ下を押します。ツボに親指を押し当てたら、手首を掴むようにして刺激します。
朝、昼、晩、3度、3秒押して、3秒離す、を毎日繰り返し続ける事をお勧めします。
ツボ12 晴明
目頭の横にあるツボが晴明(せいめい)です。眼球の側にありますので、眼球に触れないように気をつけます。鼻の中央に向かって、ツボを押します。目が疲れた時などにも、効くツボです。
ツボ13 臨泣
足のハラにあるツボが臨泣(りんきゅう)です。これは偏頭痛にとても効きます。偏頭痛のほかに「泣くような痛み」全てに効果的なツボです。また臨泣のツボはそのまま、こめかみに繋がっているので、即効性があります。
場所は足の小指側で、小指の付け根から指3本ぐらいのところにあります。
生活の習慣にツボ押しを
ご紹介した13のツボは、どれも偏頭痛に効果的なツボですが、この中から選んで、いくつか試してみて、自分にあったツボを毎日、刺激する習慣を作る事をお薦めします。
偏頭痛のない、快適な日々を送りましょう。
まとめ
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