膝が痛い ことがあります。その痛みの原因にはさまざまな要因がありますので、痛みがつづくときには医師の診察を受けるようにします。思い当たる行動を知りそれを避けます。
サポーターを巻くなどしつつ治療をおこないます。ももの筋力を高める筋力トレーニングで改善させます。
膝が痛い 原因と改善に向けた取り組みとは
膝と日頃の行動
ふだんふとしたことから膝の違和感や痛みを感じることがあります。これには日ごろの動きに原因があることがあります。たとえばももの筋力が十分でなく膝に体重の負担がかかりすぎるなどです。
スポーツや運動をする人ならば、膝へ過度の負担を与えていないでしょうか。たとえば飛び上がってそのあと着地するときなどは、大きな衝撃や荷重が膝にかかることがあります。
そうした運動を繰り返す競技の場合に膝を故障しがちです。なかにはこうした運動の結果、靭帯が伸びたままになることがあります。関節を本来の位置に押しとどめることが困難になります。周囲を含めて炎症を起こしたり、腫れや痛みを生じたりしてしまいます。
靭帯が伸びたままで運動をつづけると、それほど痛みを伴わないことがありますから、治りきらずにこうした部分の故障を繰り返してしまいがちです。
膝の痛みとその改善に向けた取り組みとは
そこで膝の違和感や痛みに関して長くつづく、くりかえすようなときには医療機関でしっかりと検査を受けて、原因を究明して必要な治療を受けるようにします。
膝の痛みの原因はさまざまです。中年以降では、関節の動きがスムーズでなくなることがあります。そのために立ったり座ったりする動きにともない痛みが起こることがあります。変形性膝(しつ)関節症といい中年以降の女性に多いです。
この場合には急に運動しようとすると、すでに関節の空間が狭くなった結果、さまざまな故障が起こります。水がたまることも起こりがちです。したがって違和感がつづく状態ならば、適切な治療を受けることが必要です。
サポーターの着用
サポーターの使用は、膝の動きを助けてくれます。適切な位置で関節を保持してくれるので、痛みも生じにくく症状を悪化させにくいといえます。
ただし症状が根治したわけではありません。なるべく安静にします。痛みがある状態よりも動いてしまうようなことは好ましくありません。
膝内障と再生手術
膝は複雑な構造をしています。半月板、関節軟骨、靭帯、滑膜など膝関節を構成する要素だけでもこれだけあります。これらの部位がさまざまな障害を受けると痛みを生じます。膝内障といいます。
急にひざが抜けたような感じになりがちです。それ以降力が入れられなくなってしまいます。
とくに半月板が損傷を受けたときには膝の曲げ伸ばしが全くできなくなってしまいます。膝の腫れをおさえるために消炎剤などの服用や湿布などで治療します。
重症な場合には手術を行うことがあります。靭帯が損傷した場合にも同様の手術で、もとの動きができるように再生手術をする場合があります。
筋力アップで膝を守る
それと同時に筋力トレーニングを行います。ストレッチ運動を取り入れて、筋肉や関節の柔軟性や筋力を高めてけがをしにくくしていきます。とくに膝の故障の場合には、ももの筋力をつけて膝を守るようにしむけます。
ももの前側と後ろ側の筋肉をきたえる筋力トレーニングを週に数回ずつ行います。食事の前に行うと筋力を養ううえで効果的なことが実証されています。さらにストレッチは気持ちよく筋肉を伸ばし保持します。
いずれにしても障害があるまま、痛みがあるままにしていることはよくありません。治療とともに筋力をつけることがなにより膝を守ってくれますし、長持ちできることにつながります。治療を中途半端にしてしまうと、後遺症や症状がくりかえすことになりかねません。
したがって根本から2重、3重に防御の壁を築いて、膝を守るようにするとよいです。
まとめ
膝が痛い 原因と改善に向けた取り組みとは
膝と日頃の行動
膝の痛みとその改善に向けた取り組みとは
サポーターの着用