胃の当たりがムカムカしてなんだか胃が重たく、吐き気やゲップが出るといった経験をしたことはないでしょうか?なんらかの病気を疑う方も多いかもしれませんが、多くの場合に考えられるのが胃もたれです。
なるべく早く治して快適に過ごすためにも、 胃もたれ に効く3つの 治し方 についてご紹介します。
辛い胃もたれに効果抜群な3つの治し方
胃もたれは病気?胃もたれがおこる原因とは
胃もたれの原因でよく取り上げられるのは暴飲暴食や脂肪分を多く含んだ食べ物、刺激物やカフェインを多く摂取した時などにおこる胃酸の分泌量の増加、疲労や加齢、喫煙などによる胃腸機能の低下、ストレスなどによる胃酸過多や知覚過敏などがあります。
そのため、胃もたれの原因の多くは生活習慣に起因しているため、病気とは認識されておらず、一時的なケースがほとんどです。
しかし、一時的なものではなく、慢性的に胃もたれに悩まされているという方はひょっとすると機能性ディスペプシアや胃潰瘍の可能性があります。
機能性ディスペプシアはストレスや生活習慣の乱れによって胃の運動機能が低下してしまい、胃の動きが悪くなる病気です。胃カメラでの検査では発見されず、通常の胃薬では効果がない、やっかいな病気のため、病院でも異常なしとして扱われることが多い病気です。
さらに、胃もたれの症状に加えてみぞおち付近の痛みやおう吐、黒い便などの症状があらわれるようであれば、胃潰瘍の可能性があります。胃潰瘍は胃粘膜の機能が低下し、胃に穴が開く恐ろしい病気です。
たかが胃もたれと侮るのではなく、慢性的にな胃もたれや胃もたれの症状に合わせてみぞおちの痛みや黒い便などの症状がある場合は専門の医療機関できちんとした診断を受け、治療を行うことが大切です。
しかし、多くの場合、胃もたれは一時的な胃の不調であることが多く、病気とは言い難く食事や生活習慣などに気をつけていれば治すことができます。通常の胃もたれであれば以下の3つの方法で治すことが可能です。
胃もたれを治すのに効果的な3つのツボ
胃の不調に効くとされるツボはいくつかあり、どれも高い効果が期待できます。その中でも今回は代表的な胃もたれに効くツボを3つご紹介します。
まず、一つ目はへそとみぞおちの真ん中辺り、へそから指5本分上に位置する中脘というツボです。中脘は消化不良や食欲不振などによる胃の不調に効果があります。
押し方のコツとしては両手を重ねてゆっくりぐーっと垂直に押すのが効果的といわれています。また、中脘は温めるだけでも効果があるため、中脘を温めるのもおすすめの刺激方法です。
2つ目は耳の中央にある軟骨の先端にある胃点というツボです。このツボは刺激することで胃の働きを活発にし、消化を助ける働きがあります。胃点を押す時のコツは指で胃点をつまむようにして押し揉みをして刺激します。
3つ目は手首の一番太いしわから、指3本分のところにある内関というツボです。内関は胃が重い感じのする症状を楽にしてくれる効果があります。内関を押す時のコツは腕を曲げた時にできる2本のスジの間を指で押し込むようにして刺激するのが効果的です。
胃もたれの時は寝方も重要!?胃もたれに効果的な寝方
胃もたれの原因の一つとして睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れがあります。睡眠はストレスを解消するのにも効果を発揮しますので、胃の調子が悪い時は夜更かしなどはせず、早めに就寝をするようにしましょう。
さらに、胃もたれの時は寝方も重要になります。胃と腸の境目は体の右側にあります。そのため、寝る際には体の右側を下にした状態で寝ることで胃の中の食べ物が腸へ流れやすくなり、胃もたれを改善することができます。
また、就寝時だけでなく通常時でも胃もたれがひどいようであれば、体の右側を下にすることで次第に楽になっていきます。
胃もたれにもっとも効く治し方は胃を休めること
胃もたれをおこす原因としてもっとも多いのが暴飲暴食による胃の機能低下です。食べ過ぎや飲み過ぎを繰り返していると胃が通常よりも働き続けることになってしまい、疲弊し運動機能の低下をおこしてしまいます。
そうなると胃酸が出にくくなる、胃から腸へ内容物を送る動きが鈍くなるなどの症状があらわれ、胃に内容物が留まった状態になってしまいます。これが胃もたれの主な原因です。
そのため、食べ過ぎや飲み過ぎで胃がもたれてしまった場合は断食期間を設けるなどして胃を休めることが大切です。また、加齢などによる胃の機能低下にも胃を休めることは効果的です。なんだか胃がもたれると感じた時はまずは胃を休めてみてください。
まとめ
辛い胃もたれに効果抜群な3つの治し方
胃もたれは病気?胃もたれがおこる原因とは
胃もたれを治すのに効果的な3つのツボ
胃もたれの時は寝方も重要!?胃もたれに効果的な寝方
胃もたれにもっとも効く治し方は胃を休めること