「痛い!つらい!胃痛と下痢を同時に起こす2つの原因と対処法(前編)」では、胃痛と下痢を同時に起こす2つの原因とその対処法についてお伝えしました。後編では、 胃痛 と 下痢 に悩まされている方の改善すべき5つの習慣についてご紹介いたします。
痛い!つらい!胃痛と下痢を同時に起こす2つの原因と対処法(後編)
胃痛持ちが改善したい5つの習慣
胃痛と下痢に悩まされている方の中には胃痛持ちの方も多くいます。日本人はもともと胃腸が弱く胃痛なりやすいといわれています。
しかし、胃痛や下痢が長期間続くと命に係わる深刻な病気に繋がることもあります。胃痛持ちの方に是非試していただきたい5つの習慣をご紹介します。
まず、最初は姿勢を正すことです。姿勢が悪いと胃に圧力が加わります。さらに臓器全体が下垂してしまうこともあります。
これが原因で胃の負担が増え不調がおこり、胃痛を引き起こすことがあります。正しい姿勢を保つことは胃へ余分な負担をかけないためには大切なことです。
2つ目は冷え対策です。冷え症の方の場合、内臓まで冷えがおこっていることが多く、血液の循環が悪くなり、胃の活動を低下させ、消化不良をおこします。
腹巻などで胃の周りの血管をあたため、血液の循環を活発にすることも大切ですが、体の冷えを感じるときは冷たい飲み物や食べ物などを摂取することも控えるようにしましょう。
3つ目は不安やストレスをできる限り貯めないようにリラックスできる時間を設けることです。胃は精神面の影響を強く受ける臓器です。心の不調が胃の機能を低下させてしまいます。長期間の不安やストレスを抱えている方は特に注意が必要です。
4つ目はゆっくりよく噛んで食べることです。よく噛んで食事をすることで、胃の消化を助けることができます。
また、落ち着いてゆっくりと食事をとることはリラックスした状態を作ってくれます。また、食後の休息の時間をとることも胃への負担を減らす重要な役割があります。
5つ目はバランスの良い食事です。普段脂っこいものや刺激の強いもの、アルコールの摂取量が多いなどは胃への刺激が強く、負担を大きくしてしまいます。
また、量の多い食事も胃酸過多や胃のオーバーワークなどを引き起こします。胃は不摂生な食生活がもっともあらわれやすい臓器です。もし、食事のたびに不調を感じるようであれば、一度自分の食事バランスを見直してみることが大切です。
まとめ
痛い!つらい!胃痛と下痢を同時に起こす2つの原因と対処法(後編)
胃痛持ちが改善したい5つの習慣