自律神経 は身体の調子を整えるはたらきがあるのですが、この自律神経はストレスやホルモンバランスの変化によって乱れやすくなってしまいます。また自律神経の乱れる自律神経失調症にはさまざまなタイプがあり、 改善 法があります。
今回は原因から解消法まで、それぞれを詳しくご紹介します。
自律神経の乱れにはさまざまなタイプと改善法は?
その症状、自律神経失調症かも?
朝起きたときに疲れが抜けずだるさが残っていることや、手足がだるい、春先になると調子を崩すことが多くなる…そんな症状が気になっている場合には自律神経が乱れている場合があります。
自律神経とは、呼吸をすることや内臓を動かす、血流の確保など、私たちが生きていくなかで必要な身体の動きをコントロールしバランスをとる役割があります。
自律神経のバランスが崩れてしまうと身体のいたる所に異常が出てしまうのです。この場合を自律神経失調症といいます。
また、自律神経失調症には4つのタイプがあり、それぞれ原因が異なってきます。
自律神経失調症の4つのタイプ
自律神経失調症には、4つのタイプがありますが、それぞれ原因が異なり、性格や体質、女性ホルモンなどの原因が考えられています。
それぞれの4つのタイプと原因などをご紹介します。
まず、本態性自律神経失調症です、この原因はもともとの体質が大きく関係しています。特に虚弱体質の方や低血圧の方におこりやすいといわれています。
次に神経症型自律神経失調症です。これは感受性が敏感な方によくみられるといいます。このような方は感受性が敏感すぎるため、ストレスを感じやすく自律神経を崩してしまいやすくなるのです。
心身症型自律神経失調症は真面目な方に多くみられ、ストレスが原因となることが多いといわれています。
最後は、抑うつ型自律神経失調症です。これは、心身症型自律神経失調症が重症化してしまい、うつ状態がみられるようになる状態です。
自律神経失調症を改善するには?
自律神経失調症を改善するには、原因となっている体質などを改善することが必要です。ホルモンバランスや骨格の乱れを直す、体質などを変えるようにする必要があります。
まず、ホルモンバランスの変化を整えるには食事の改善や適度な運動をおこなうことがおすすめです。また適度な運動はホルモンバランスを整えるだけでなく、ストレスの解消にもつながりますので、おすすめです。
ただし、運動といっても強度の高いランニングや筋力トレーニングなどは反対にストレスを溜めてしまうため、ウォーキングなどの運動強度の軽いものがおすすめです。
そのほかにも整体に通い骨格矯正をおこなう、好きな音楽を聴きリラックスするなどストレスを溜めないようにこころがけましょう。
自律神経を整えるためのツボを刺激することもおすすめです。さらに、色を眺めることでさまざまな効果もあるといわれています。
たとえば、パステルブルーでは副交感神経にはたらきかけ、神経の高ぶりを抑制する、パステルピンクでは人に安心感を与え、優しい気持ちにする、パステルグリーンはストレスをやわらげ活気を持たせるといったような効果があります。
自律神経失調症の症状や原因には個人差があり、それぞれ解消方法は異なってきますので、さまざまな解消法を試して自分にあったものを選択することをおすすめします。
困ったときにはまわりを頼りましょう
自律神経失調症にはさまざまな解消方法があると述べましたが、場合によっては自分自身の力ではどうしようもない場合があります。
その場合には、ご家族に相談する、病院へ通うなどまわりを頼ることが必要です。
ストレスの改善や、ホルモンバランスを整えるなど、なかなか自分の力ではなかなか難しい場合もあると思いますので、無理をしてしまうと余計に悪い結果を招いてしまうこともありますので、ご自身のペースで治療することもおすすめです。
まとめ
自律神経の乱れにはさまざまなタイプと改善法は?
その症状、自律神経失調症かも?
自律神経失調症の4つのタイプ
自律神経失調症を改善するには?
困ったときには周りを頼りましょう