体の痛みいろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 肩 / 肩こり / 肩関節周囲炎に対するリハビリテーション

肩関節周囲炎に対するリハビリテーション

taku

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

katakansetsusyuuien rihabiri

肩関節周囲炎、いわゆる五十肩は中年以降に起こる肩関節の痛みと可動域制限を主症状とする機能障害の総称です。

この 肩関節周囲炎 に対してリハビリテーションは有効な手段ですが、正しい リハビリ を行わないと、症状が悪化してしまう危険があります。


スポンサードリンク

肩関節周囲炎に対するリハビリテーション


- 目次 -

  • 肩関節周囲炎とは
  • 肩関節周囲炎の経過
  • 肩関節周囲炎のリハビリテーション
  • 肩関節周囲炎に対する運動療法

肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎は40〜50歳代に好発し、肩を動かすと痛い、夜寝ているだけで痛い、肩が一番上まで挙がらない、などの症状が生じます。五十肩、四十肩、凍結肩とも呼ばれ、中高年では5人に1人は何かしらの肩の痛みを訴えているともいわれています。

肩関節周囲炎は明らかな外傷によって起こる場合や、腕を使っている最中に何となく起こる場合、原因が全く不明な場合など様々です。

肩関節は上腕骨、鎖骨、肩甲骨の3つの骨に加えて、靭帯や筋肉、関節を包み込む結合組織である関節包、滑液包などから構成されます。肩関節周囲炎は筋肉や関節包、滑液包に炎症が生じていることが多く、これらに生じた炎症が痛みや可動域制限を引き起こします。


肩関節周囲炎の経過

肩関節周囲炎はその症状の経過から、急性期、拘縮期、寛解期の3期に分類されます。

急性期は発症後2週間〜2ヶ月程度の炎症が強い時期であり、激しい痛みが生じます。この時期は肩を動かそうとしても痛みが非常に強いため、痛み止めなどの炎症を抑える治療が有効とされます。

無理矢理動かそうとしても、痛みが筋を緊張させ、さらに痛みが強くなってしまいます。そのため、この時期の患部は安静が大切になります。もちろん、安静と言っても、日常生活の中で全く動かさないわけにはいかないかと思います。基本的には「痛みを伴う無理な動きは避ける」ことが重要です。

急性期が過ぎると、次は拘縮期がやってきます。この時期になると徐々に痛みは和らいできますが、肩関節の可動域が制限されていきます。日常生活においてはエプロンの紐を結ぶ、髪を結うなどの動作が困難となります。

この時期から少しずつ運動療法を開始します。また、日常生活でも痛みの少ない、無理のない範囲で動かしていくことが大切になります。

寛解期では疼痛は落ち着いてきており、可動域制限も徐々に改善されていきます。この時期では積極的に運動療法を行っていきます。


肩関節周囲炎のリハビリテーション

肩関節周囲炎に対するリハビリテーションの目的は、主に関節可動域制限の改善です。肩関節の可動範囲を拡げるように、無理のない範囲で運動療法やストレッチングを行います。

強い痛みの生じない範囲で行うこと、少しの動きでも痛みの強い場合はその運動を中止すること、などが注意点として挙げられます。

痛みや可動域制限の改善には1年以上かかる場合もあります。焦って痛みを我慢して無理に動かすことで、症状が悪化することも少なくありません。痛みに注意し、場合によっては通院リハビリを併用していくことが治療の近道となります。


肩関節周囲炎に対する運動療法

前屈み体操

Stooping exerciseとも呼ばれます。足を肩幅程度に開いて立ち、力を抜いて上体を前屈させます。前屈みになって腕を垂らすことで、重力に従って自然に肩の可動域を拡げていきます。重要なのは力を抜くことで、あくまでも重力によって腕を下垂します。

振り子運動

Codman exercise、コッドマン体操とも呼ばれます。先ほどの前屈み体操の姿勢から、身体を前後に揺すり、その反動で肩関節の運動を促します。反対側の手で手すりなどを持っておくと、身体が安定してやりやすくなります。

自分の力で腕を振るのではなく、身体を揺すった反動で腕が振れるように意識してください。

棒体操

仰向けになり、両手で箒や杖などの棒を肩幅よりも広めに握ります。ここから、痛みの程度に合わせながら両手で棒を持ち上げます。痛みのない腕で棒を持ち上げることで、痛みのある肩の動きを助けます。

肩すくめ

肩が耳に近づくように、まっすぐ上に持ち上げます。腕は力を抜いてダランと垂らしたままで構いません。これは主に肩甲骨の運動となりますが、肩関節の可動域を確保するためには肩甲骨の動きが非常に重要となります。

スポンサードリンク

まとめ

肩関節周囲炎に対するリハビリテーション
肩関節周囲炎とは
肩関節周囲炎の経過
肩関節周囲炎のリハビリテーション
肩関節周囲炎に対する運動療法

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: 肩こり 関連タグ:リハビリ, 肩関節周囲炎

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 頭痛
    • 偏頭痛/片頭痛
    • 緊張型頭痛
    • 群発頭痛
    • 頭痛外来
    • 風邪や二日酔い
  • 眼
    • ドライアイ
    • 眼瞼下垂
  • 肩
    • 肩こり
    • 四十肩・五十肩
    • 鎖骨
    • 僧帽筋
    • 腱板損傷
    • 胸郭出口症候群
  • 腰
    • 椎間板ヘルニア
    • 腰痛
    • ぎっくり腰
    • 坐骨神経痛
    • 骨盤の歪み
    • すべり症
    • 骨盤
    • 腰椎分離症
    • 坐骨
    • 仙骨
  • ストレス
    • 自律神経
    • 自律神経失調症
    • 副交感神経
    • 吐き気
    • 免疫
    • 疲労
  • 胃・腸
    • 胃痛
    • 胸焼け
    • 胃もたれ
    • 胃潰瘍
    • 過敏性腸症候群
    • 逆流性食道炎
    • 腸
  • 首
    • 首こり
    • 首痛
    • 頸椎
    • 椎間板症
    • ストレートネック
  • 背骨・脊椎
    • 猫背
    • 姿勢
    • 背もたれ
    • 背部痛
    • 脊柱管狭窄症
    • 脊柱起立筋
    • 腓骨筋
    • 側弯症
  • 足
    • むくみ
    • インソール
    • 足首
    • 外反母趾
    • 立ち仕事
    • ふくらはぎ
    • こむら返り
    • つる
    • 骨折
    • 圧迫骨折
    • インピンジメント症候群
    • アキレス腱
    • 靭帯
    • 肉離れ
    • 太股
    • 半月板
    • 大腿骨
    • 足裏
    • 下腿・足
    • 鼠径部痛症候群
    • 骨肉腫
  • 膝
    • 膝痛
    • 棚障害
    • 鵞足炎
  • 関節
    • 腱鞘炎
    • 関節痛
    • 股関節
    • 股関節痛
    • 軟骨
    • 化膿性関節炎
  • 手・腕
    • 手首
    • 指
    • バネ指
    • 腕
    • 上腕骨顆上骨折
    • ガングリオン
    • キーンベック病
  • 肘
    • 肘痛
  • 歯
    • 口内炎
    • 歯痛
  • 鼻
    • 副鼻腔炎
    • 鼻水
    • 鼻づまり
    • 蓄膿症
    • 上顎洞
    • 鼻中隔湾曲症
  • 耳
    • 乗り物酔い
    • 三半規管
    • 内耳炎
  • 筋膜
    • 線維筋痛症
  • ストレッチ
    • 捻挫
    • マッサージ
    • インナーマッスル
    • 鎮痛剤
    • スポーツ整形外科
    • 整体
    • 整骨院
  • 顔
    • 顎関節症
  • その他
    • 痛風
    • 炎症
  • サプリメント
  • セーバー病
  • リウマチ
  • 鎮痛剤

Copyright © 2023 noiroha.com