皆さんは 風邪 をひいて痛むところといえば、頭や関節、お腹、のど、鼻などをあげるのではないでしょうか。家族に訴えても、 首が痛い のは寝過ぎたせいだと片付けられてしまいそうです。
もちろんそれも少しはあるでしょうが、今まで気づいていなかったからだからの不調のサインにやっと気づいた可能性もあります。
風邪のせい?首が痛い原因は!?
ウイルス感染?
風邪(急性胃腸炎)を発症させているウイルスは、全身を駆け巡っています。頭やお腹が痛くなるということは当然、首も通り道ですから感染して痛みを感じても何ら不思議ではありません。ウイルスと免疫力の戦い(抵抗)によって痛みが起こります。
首が痛いと肩こりのようにグルグル回したり、自分の手で揉みほぐしたりしたくなりますが風邪による痛みは首こりとは異なります。ツボ押しやセルフマッサージは気休めどころか事態を悪化させます。
リンパが腫れているときにマッサージをしたりすると腫れが悪化したり、リンパ腺からウイルスが全身に流れる手助けをしているようなもので、ほかの部位の炎症や激痛につながります。首に湿布を貼ったりしてもそのときだけ少し気持ちが良いだけで、ほとんど効果はありません。
うがいをするときは、むせらない程度にできるだけ上を向いてガラガラと大きい音を立てれば立てるほど良いというものではありませんので、ほどよくいたわるように1度に3~5回は行ってください。あとは加湿と栄養と睡眠が不足しなければ、病院へ行かなくても治ります。
ガンの症状?
首の後ろにグリグリとした「しこり」はありませんか?押してみると痛みがあるようであれば、血液のガンの一種である「悪性リンパ腫」の可能性も否定できません。
自覚症状があらわれにくいガンで、風邪をひいて抵抗力が弱まり気も緩んでからだの疲れが一気に出て、ほかの病気の症状に気づくことはあります。ふだんは肩こりや腰痛、睡眠不足、頭痛などに負けないように気を張っていて、気づくことができていなかったのです。
しかし、首や頭の後ろは生まれつきや幼少期の過ごし方などによって凹凸が生まれやすい箇所です。しこりがあったからといって青ざめるのは早急です。風邪が原因で腫れている場合は急に腫れてきて数日で腫れが引きます。
ガンの場合は、しこりが徐々に大きくなっていきます。しこりは硬くて弾力性がない、触っても動かないようであれば一度病院へ行きましょう。
血液のガンはガン細胞が全身を巡るのに好都合すぎて、転移が早いので自覚症状が出たときはすでに初期よりも進行している可能性もあります。
ストレスの可能性も
風邪も治ってしこりもなく、一点集中というよりは全体的に痛む場合は、首の周りの筋肉が柔軟性を失って硬くなっていることが検討されます。
生きている以上はストレスや疲労、緊張から全て逃れることは不可能です。周囲の環境や人のせいにしても何も始まりません。これらと何とか上手く付き合いながら楽しく過ごすためには、自助努力が不可欠です。
自律神経を整えるために適度な運動たとえばウォーキングやラジオ体操を定期的に続けると、筋肉もほぐれてからだも丈夫になりストレスに強くなります。
もう一つ、物理的なストレスとして枕が合っていないことがあげられます。日頃は寝たらすぐに朝のような生活で、寝込んで枕とじっくり向き合って気づいたのかもしれません。これを機に枕の高さや硬さを変えたり、専門医や整体院に相談に行くのも良いでしょう。
ご自身では高さのある硬めの枕が合っていると思っていても、身体構造的には低めの枕のほうが合っているということはあります。気分の問題であることは否めませんが、専門家にどういわれようと最終的には首が痛くなくてぐっすり安眠できればそれで良いということになります。
まとめ
風邪のせい?首が痛い原因は!?
ウイルス感染?
ガンの症状?
ストレスの可能性も