デスクワークで座りっぱなしの日々を送っていると体のいろいろなところから悲鳴が聞こえてきますよね。股関節もその一つです。肩こりや腰痛、膝痛などに比べると股関節の痛みはマイナーですがそれでも苦しんでいる方が多いのも確かです。
そのような 股関節痛 に効く ストレッチ をまとめました。
辛い股関節痛を解消するストレッチ(前編)
股関節痛の原因とは
脚の付け根である股関節は体にいくつもある関節の中でももっとも大きな関節です。そして、胴体と脚を繋いでいる大切な関節でもあります。股関節は神経や血管が脚へ向かう時に最初に通過する部分です。そのため、多くの血管や神経が複雑にとおっている部分にもなります。
そのため、股関節になんらかの不調がおこってしまうと脚全体にも影響が出てきてしまいます。股関節の痛みはできるだけ早めに解消することが重要です。
股関節痛がおこる原因はさまざまですが、その中でも誰にでもおきやすい原因がこの3つです。
1つ目は日常生活の姿勢のクセや動作のクセです。股関節は脚と胴体の付け根に位置しているため、人のあらゆる姿勢や動作から影響を受けます。そのため、ちょっとした座り方のクセや歩き方のクセなども股関節にとってはとても大きな負担となってしまうことがあります。
2つ目は無理な運動によるオーバーユース、マルユースです。オーバーユースは必要以上に体に負荷をかけることを指します。マルユースは理にかなっていない体の使い方をしてしまうことを指します。
適度な運動は健康のためにはとても良い行動です。しかし、十分な筋力が体に備わっていなかったり、普段行わないような激しい動きを急に長時間行ったりすることは体に歪みや不具合が出てきてしまいます。
股関節は体を支えるうえでとても重要な関節ですので、体の歪みや不具合をカバーするために負荷を強いられます。そうなってくると関節が歪んでしまい痛みを発するようになります。
3つ目は女性限定ですが、妊娠や出産が原因で股関節の歪みが発生することがあります。妊娠中は自分の体重にプラスして赤ちゃんの体重も股関節は支えなければなりません。そのため、股関節への負担が大きくなります。
また、股関節が硬いと出産時に足を広げることで股関節へ負荷がかかってしまい、産後も子仮説の痛みに悩まされることになります。
また、妊娠初期や後期に出産のために骨盤が開かれます。この時にリラキシンと呼ばれるホルモンが分泌され、骨盤周辺の筋肉を緩めます。そのため筋肉が関節をサポートできなくなってしまうため、体が歪みやすくなります。
まとめ
辛い股関節痛を解消するストレッチ(前編)
股関節痛の原因とは