慢性的な 腰 の痛みの場合には病院で検査をしても特に原因とするものがみつからないといったケースがほとんどです。この理由としては骨などの異常ではなく、筋肉が硬くなってしまっていることが原因となるのです。
このような腰痛には改善策として ストレッチ が効果的なのです。
慢性的な腰の痛みにはストレッチが効果的!
原因がはっきりしない慢性腰痛
同じ姿勢をとっている場合や、長年悩まされている腰の痛みなど、慢性的な腰痛は病院で検査をしてもはっきりとした原因を突き止めることができないことが多いといわれています。
MRIやX線検査をおこなっても、画像には特に異常がみつからず、ただ痛みやだるさなどの症状がみられる場合には筋肉の慢性的な疲労と考えられ、“筋筋膜性腰痛”などと診断されることが多くあります。
治療方法も湿布薬や痛み止めの処方となり、根本的な原因に対しての治療方法は施されないことが多いといわれています。
では、この慢性的な腰痛はなぜ引き起こされてしまうのでしょうか。これには筋肉が硬くなることが大きく関係しているといわれています。
慢性的な腰痛の原因
慢性的な腰痛の大きな原因としては筋肉が硬くなることがあげられています。
同じ姿勢を続けている場合や、腰周りの筋肉を酷使し続けてしまうことで疲労が蓄積している状態、筋力と柔軟性が年齢とともに低下していることなどが要因となって筋肉が硬くなってしまい、腰痛を引き起こしてしまっているのです。
特に腰痛と関係のある筋肉は背骨周辺の筋肉や腹筋群、太もも周辺の筋肉です。これらの筋肉の動きは大きく連動していることもあるため、どこかひとつの筋肉が硬くなってしまうと、ほかの筋肉にまで影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
そのため、腰が痛いときでも太ももの筋肉をストレッチすると痛みが楽になったという事例もあります。また、これらの筋肉が硬くなる、または衰えてしまうと骨格の歪みも引き起こしてしまい痛みにつながることもあります。
腰痛に効果があるのはストレッチ!
慢性的な腰痛に対してすぐに効果がみられるのはストレッチといわれています。ストレッチをおこなうことで、凝り固まってしまった筋肉の血行が良くなるため柔らかくなり、痛みの緩和につながります。
また、ストレッチをおこなうことで血流の改善のみならず、リラックス効果もあります。実は、ストレスを溜めてしまうことも筋肉を硬くするひとつの要因となってしまうことがわかっているのです。
そのため、ストレスの解消の意味も含めてストレッチが腰痛には効果的といえるのです。
まずは腰周りから!
人によって腰痛の原因となっている筋肉は違いますが、腰痛を引き起こしているということは、腰まわりの筋肉はすでに硬くなってしまっているのです。
そのため、まずは腰周辺の筋肉をほぐすことが大切です。腰周辺の筋肉といっても、インナーマッスルとアウターマッスルの両方をしっかりとほぐすことが重要です。
インナーマッスルは無理に身体を伸ばさなくても仰向けの状態で腹式呼吸をおこなうだけでも十分にほぐすことができます。
インナーマッスルがほぐれてきたらアウターマッスルをしっかりとほぐしてあげましょう。お腹と背中の両方をゆっくりと時間をかけて伸ばしていきましょう。
腰まわりのストレッチで改善されないときは
腰周りのストレッチをおこなったあとに痛みの状態を確認してみましょう。
1回のストレッチでは痛みが完全になくなるといったケースは少ないですが、痛みの緩和が感じられる場合もあります。この場合には痛みの大きな要因は腰まわりの筋肉である可能性が高いといえます。
しかし、なかにはあまり効果が感じられない方もいらっしゃいます。その場合には太ももやお尻など腰以外の筋肉が硬くなってしまっていることが原因となっている可能性が高くあります。
そのため、太ももやお尻まわりのストレッチをおこなうことがおすすめです。
まとめ
慢性的な腰の痛みにはストレッチが効果的!
原因がはっきりしない慢性腰痛
慢性的な腰痛の原因
腰痛に効果があるのはストレッチ!
まずは腰周りから!