急な運動や力仕事を行った後に腰が痛くなることってありますよね。腰痛には日頃のケアやストレッチも大切ですが、さらにもう一つ寝方についても考えてみませんか。 腰が痛い時の寝方 を改善することで、寝る時の痛みや次の日の腰の痛みを和らげることができます。
腰が痛い時の寝方で大切なポイントをまとめてみました(前編)
腰が痛い時に注意したい腰痛を悪化させる寝方
睡眠は1日のうちでもっとも最後に行う行動です。そのため、寝方が悪いと寝る前にどれだけストレッチをしていても腰に負担がかかってしまい、次の日に腰の痛みがあまりとれていないなんてことが起こりえます。
また、悪い寝方が習慣化してしまうと余計に腰痛が悪化するということも考えられます。
そこで、腰に負担がかかりやすい寝方をしっかり把握し、少しでも腰が楽な状態を作りましょう。
まず、注意したいのが寝る時の基本的な姿勢です。もし、寝る時の基本姿勢がうつ伏せの方は要注意です。うつ伏せで寝ることは体内に酸素を多く取り入れることができるため、熟睡しやすい姿勢とされていますが、腰が痛い時には悪化させてしまう危険性があります。
理由はうつ伏せで寝ることで、腰が反ってしまい、反り腰の状態になってしまうためです。反り腰は猫背とは反対の状態に腰が反っている状態で、腰痛を引き起こす状態の一つです。
そのため、長時間反り腰になってしまう状態は血行を悪くするので、既に腰痛を持っている方や、腰が痛い時にはあまりおススメできない寝方といえます。
次に気をつけたいのが痛い個所を下にしてしまう寝方です。痛みを発生している箇所を下にすると体重が痛みのある個所にかかります。すると神経や血管をさらに圧迫してしまい、血行が悪くなり、腰痛を悪化させてしまうのです。
3つめが寝返りの回数が極端に少ない寝方です。人は一晩で30回前後の寝返りをうつといわれています。寝返りは寝ている時に体の下になっている部分の圧力を分散させる役割があります。
しかし、寝返りをうつ回数が極端に少ない、または寝返りをまったくうたないとなってしまうと、体の特定の個所が圧迫され続けるため血行不良となってしまい、腰痛を悪化させる原因となってしまいます。
まとめ
腰が痛い時の寝方で大切なポイントをまとめてみました(前編)
腰が痛い時に注意したい腰痛を悪化させる寝方