捻挫は多くの人が経験したことのある怪我の一つですが、同時に完治が難しい怪我の一つでもあります。また、たかが捻挫と思っていても実は重大な怪我の可能性もあります。
捻挫をした時はたかが 捻挫 と軽くみず、なるべく早めに 病院 へ行き、適切な治療を受けることがおススメです。
捻挫は病院へ行くべき?ほんとは怖い捻挫の恐怖(前編)
そもそも捻挫ってなに?知っておくべき捻挫の基礎知識
そもそもなぜ足首や手首を捻ると痛みや腫れが出てくるのかを知っていますか?捻挫になったことがあるという方は多くても、そもそも捻挫とはどういうものなのかについて知っている方は少ないのではないでしょうか?
捻挫は、骨と骨を繋いでいる靭帯が関節を捻ってしまうことによって、通常の可動範囲を超えて可動することによってねじれや伸び、部分的に切れてしまう状態を捻挫といいます。
基本的に捻挫は関節がある部分であればどこでもおこる怪我なのですが、実際には足首や手首で発生しやすい怪我です。
捻挫の重症度は方向で決まる?重症になる捻挫とは
手首や足首は内側の方が曲がりやすいため、内側に捻ってしまい、捻挫となるケースが多いです。
内側に捻る捻挫はもっともおきやすいケースですが、内側に捻っておこる捻挫の場合はもともと関節の可動範囲が広いということもあり、比較的に軽い症状で終わるものが多く、応急処置だけでも十分に対応できる場合があります。
外側に捻っておこる捻挫の場合はそうとう強い力が加わらない限りはおこることはありません。
しかし、万が一おこってしまった場合は内側と比べて可動範囲が狭いため靭帯の切断や骨折などの危険性の高い怪我につながるケースが多いです。そのため、外側へ足を捻ってしまった時は早めに病院へ行き診察を受け適切な処置を行うことが早期回復のカギとなります。
また、内側へ捻る捻挫の場合も軽傷で済むケースが多いとはいえ、靭帯の切断や骨折がおこらないというわけではありませんので、腫れや痛みがひどい場合や応急処置をしても腫れや痛みがひかない場合は早めに病院でみてもらうことをおすすめします。
捻挫で病院は何科へ行くべき?
捻挫で病院に行くときは何科へ行くといいのでしょうか?捻挫で病院に行くときは整形外科がおススメです。整形外科では骨、関節、靭帯、腱、神経、筋肉などの運動に関する部分を専門としているため、適切な診察を行うことが可能です。
捻挫は整骨院や接骨院でも診察はしてくれますが、整骨院や接骨院ではレントゲン検査を行うことができません。レントゲン検査は骨折の可能性がある場合や靭帯が切れている場合などの重傷を正確に診断するために重要な検査となります。
整骨院や接骨院ではこのレントゲン検査行えないため、適切な診察を受けることができません。正確な診断ができずに治療をした場合、最悪怪我が悪化するなんてことも考えられます。
また、整形外科では医師による診察を受けることができますが、整骨院や接骨院では診察にあたるのは柔道整復師であるということも覚えておくとよいでしょう。
ただし、整骨院や接骨院では捻挫ケアを行うところもあるので、診察後の治療やリハビリであれば整骨院や接骨院でも適切な処置を行うことができます。
まとめ
捻挫は病院へ行くべき?ほんとは怖い捻挫の恐怖(前編)
そもそも捻挫ってなに?知っておくべき捻挫の基礎知識
捻挫の重症度は方向で決まる?重症になる捻挫とは
捻挫で病院は何科へ行くべき?