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本当に成長痛?自己判断せず医療機関へ

hana

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seichoutsuu hiza

ひざ の 成長痛 は成長期によくみられる原因不明の足の痛みですが、本当の原因が潜んでいるケースがあります。成長痛だろうと軽視せずに、医療機関で診てもらうことがとても重要です。

ここではひざの成長痛と混同されやすい「オスグッド病」について解説します。


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成長痛のひざの痛み!じつはオスグッド病かもしれません


- 目次 -

  • 本当に成長痛?自己判断せず医療機関へ
  • 成長痛と混同されやすい「オスグッド病」とは
  • オスグッド病の予防に欠かせない、ストレッチの重要性
  • ストレッチ効果がある正座のすすめ

本当に成長痛?自己判断せず医療機関へ

成長痛とは、成長期の子どもにみられる原因不明の足の痛みを指します。

成長痛は、成長期の子どもであれば誰にでも起こる痛みとして軽くみられがちで、時間が経てば痛みがなくなるだろうと放置してしまうケースが多いのが現状です。

しかし、成長痛ではない別の原因が隠れている可能性があるため、成長期の子どもが足の痛みを訴えた場合には安易に判断せず、医療機関で診てもらうことが重要です。


成長痛と混同されやすい「オスグッド病」とは

ひざの痛みの原因として知られている「オスグッド病」をご存知でしょうか。聞き慣れない病名かもしれませんが、ボストンのロバート・ベイリー・オスグッドという整形外科医が、1903年に症例を発表した病名です。

オスグッド病の主な症状は、膝の脛骨(けいこつ:膝から足首の間にある骨)の隆起と痛み、さらに膝裏の痛みです。

成長期の10~15才くらいに、特にサッカーやバスケットボールなどの足をよく使うスポーツをしている男児に多く発症するスポーツ障害です。このようにオスグッド病は成長期に発症することが多いため、成長痛と判断されて悪化してしまうケースがあります。

オスグッド病の原因の一つとして、足の骨や腱、筋肉などの使い過ぎによる疲労があげられます。この使い過ぎによってオスグッド病を発症する流れは次の通りです。

運動中のジャンプや屈伸などの動きによって、太ももの筋肉が収縮します。過度の運動による太ももの筋肉の強い収縮が、オスグッド病を引き起こすことにつながるのです。

太ももの筋肉は、膝のお皿を介して脛骨につながっているのですが、膝のお皿と脛骨をつなぐ部分には膝蓋靭帯(しつがいじんたい)という靭帯があります。運動により同じ動作が何度も繰り返されることで太ももの筋肉の収縮が強くなり、脛骨が太ももの筋肉に引っ張られる形になります。

すると膝蓋靭帯と脛骨との付着面に炎症が生じるのです。

悪化すると膝蓋靭帯と脛骨の付着面の軟骨が盛り上がったり剥離してしまい、激しい痛みを伴うオスグッド病となります。

オスグッド病を発症しやすいそのほかの原因は、身体がかたいこと、運動の前後にストレッチをしないこと、疲労が回復しないうちに負担をかける運動をすることなどです。

部活などで激しい運動をしている場合は、どうしても足への負担が増してしまうため、疲労した部位のケアが必須となります。


オスグッド病の予防に欠かせない、ストレッチの重要性

オスグッド病は症状が軽ければ運動を制限することで改善に向かうのですが、運動をし続けて悪化すると、歩行困難や少しのひざの屈伸だけで激痛が走るなどの辛い症状に悩まされることになります。

このオスグッド病を予防するために大切なのがストレッチによる身体のケアです。

先に述べたように、オスグッド病は太ももの筋肉が収縮して、膝のお皿を介してつながっている脛骨を引っ張ることが原因となります。激しい運動により収縮してしまう太ももの筋肉をストレッチによってゆるめてあげることが、オスグッド病の予防につながるのです。

ストレッチは運動をする際のケガを予防するだけでなく、パフォーマンスの向上にも欠かせません。特に身体がかたい方は、しっかりと運動時のストレッチを取り入れましょう。


ストレッチ効果がある正座のすすめ

ストレッチのほかにおすすめなのが正座です。

空手や柔道などをする児童にオスグッド病の発症が少ないのは、正座をするからだと言われています。これは、正座をすることで太ももの筋肉だけでなく、膝まわりの筋肉や靭帯をストレッチしたのと同様の効果があるためです。

昔に比べて現在は和室がない家も多く、正座をする機会が少なくなっていますので、意識して正座をする時間を作ってみてはいかがでしょうか。

さらに、身体を休めてあげることを意識しましょう。夜更かしをしないこと、十分な睡眠時間を確保することが筋肉や身体全体の疲労回復、そしてオスグッド病の予防につながります。

成長痛は時間の経過とともに良くなりますが、時間が経ってもずっと痛みが続く場合はオスグッド病の可能性が高いとされています。オスグッド病は痛みを我慢して無理をすれば動けてしまうため、さらに症状が悪化して治りが遅くなるケースがあります。

運動をする際にはストレッチでオスグッド病の予防を心がけ、オスグッド病が疑われる場合は、まずは安静にして、悪化する前に整形外科を受診し適切な治療をすることが大切です。

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まとめ

本当に成長痛?自己判断せず医療機関へ
成長痛と混同されやすい「オスグッド病」とは
オスグッド病の予防に欠かせない、ストレッチの重要性
ストレッチ効果がある正座のすすめ

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Filed Under: 膝, 膝痛 関連タグ:ひざ, 成長痛

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