腰痛と言っても様々な痛みがあります。その中でも突然起きる腰痛にぎっくり腰があります。重い物を持った時だけではなく、落ちている物を拾おうとした瞬間、腰の背中のベルト付近を中心に激痛が走り、その場で立てなくなる事があります。
場所を選ばず 急に 起きる ぎっくり腰 ですが、痛みが激しいので無理をせず人の助けを借り患部を冷やし安静にしましょう。
ぎっくり腰 急に痛みが走った時の対処法
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は急性腰椎症とも呼ばれ、西洋では魔女の一撃とも言われます。突然、激しい腰の痛みに襲われ、腰を動かすことができなくなります。
骨とともに体を支えている筋肉に負荷がかかりすぎ硬直してしまった状態が、ぎっくり腰にあたります。
冷やす
ぎっくり腰は捻挫の一種ですので、ますは冷やし炎症を抑えることが早期回復へとつながります。氷やアイスノンで10分~20分ほど急激に冷やすことにより痛みを和らげます。その後も、冷感湿布や発熱用冷却シートで冷やすようにしましょう。
温泉や暑いお風呂に入ると炎症が広がり回復が遅れますので、痛みが治まってから温めるようにしましょう。
他人に助けを求める
人に迷惑をかけたくないという思いから一人で無理をしてしまうと、さらに炎症が悪化してしまいます。できるだけ家族や友人に手伝ってもらうようにしましょう。安静に過ごすことが何よりもの治療となります。仕事も数日は休まなければなりませんので、早めに連絡をすると良いです。
また、ぎっくり腰の場合は安静にすることが最も大切ですので、痛みが少し引いてから整形外科を受診するようにしましょう。
もし痛みが長引く場合や寒気、脂汗が出る場合は、他の疾患の可能性もありますので早急に病院を受診するようにしてください。
横になる
ぎっくり腰は、真っすぐ立っている時や横になっている時以外は痛みが強くあらわれます。外出先から帰宅する場合も、車の運転は危険ですので避けましょう。なるべく楽な姿勢で後部座席に座るようにしましょう。
柔らかい布団よりも硬めのマットレスや布団のほうが腰への負担が少ないです。また、仰向けで眠ると腰が布団に沈み負担がかかりますので気を付けましょう。腰が痛いときは横向きになり背中を膨らませるような姿勢を保つと痛みがやわらぎます。
安静にする
ぎっくり腰は、ストレッチをしても良くはなりません。安静にすることが一番の治療法となりますので、痛みのない姿勢をとりゆっくりと休むようにしましょう。痛みが引いたら血流を良くするため足首を回すことから始めましょう。
まとめ
ぎっくり腰 急に痛みが走った時の対処法
ぎっくり腰とは
冷やす
他人に助けを求める
横になる
安静にする