突然襲ってくる 頭痛。せっかく1日を楽しく過ごそうと思っていたのに。やりたい事もたくさんあるのに!痛さのあまり、それを全て中断しなくてはなりません。そんな時、痛みを緩和してくれるのが頭痛の ツボ です。
ツボは頭痛の原因の1つとなる血液の滞りをスムーズにする働きがあります。ぜひ覚えて明るい毎日を過ごしましょう。
ツライ頭痛もツボ刺激で解決!おススメのツボとは?
頭痛とツボ
ツボは、4000年の歴史を持つ東洋医学の思想に基づくものです。別名経穴と言って全身を巡っている気の通り道である経絡の上にあります 。東洋医学ではツボを刺激することで血流の滞りを改善し、血の巡りを良くすることで健康になれると言われています。
実際頭痛は、疲れや対人関係等のストレスやパソコンの長時間の使用が原因で頭と首と肩の血の巡りが滞って起こると言われています。ツボを刺激すると、血液がスムーズに流れ、個人差はありますが、頭痛が改善します。
毎日の習慣に!オススメの頭痛ツボ
それでは頭痛に効くオススメのツボをご紹介します。
百会(ひゃくえ)
ツボの代表としてよく耳にします。百会とは多くの数の血液が会う(通る)場所という意味です。頭痛にはもちろん、全身の不調に効き、毎日続ける事で体調を整えます。
位置は頭頂のくぼんだ所で、左右の耳の延長線上にあります。指の腹を使って気持ちいい位の強さで1日に数回、2~3分押しましょう。
天柱(てんちゅう)
次にお勧めするのが、天柱のツボです。頭部全体に効き、あらゆる頭痛に効果があります。頭痛のほかに疲れ目や抜け毛の予防にもなります。また自律神経失調症の症状緩和にも役立ちます。自律神経失調症の症状はまず首の後ろの違和感から始まるそうです。「最近なんだか調子が悪いなぁ」と思われたらこのツボを毎日押すことをお勧めします。
位置は首の後ろ側の髪の生え際部分の中にあり、首の太い出っ張った2本の筋の外側のくぼみの部分です。目がスッキリするまで3秒押し、3秒離すを繰り返してください。百会と交互に押すとなお効果的です。
風池(ふうち)
天柱と共に是非覚えていただきたいのがこの風池のツボです。頭痛に効く他、疲れを取ったり脳を活性化する働きもあります。もし頭痛がない方でも健康のために毎日押して欲しいツボです。自律神経失調症や肩こり、そして視力回復にも効果があります。パソコンやテレビゲームの前後には必ず押しましょう。
位置は先程の天柱を外側に斜め上に上がった 部分です。頭頂部の出っ張った2本の筋から2~3センチ外側で髪の生え際より少し上です。こちらも3秒押して3秒離すを繰り返します。天柱と交互に押すのも効果アップでオススメです 。又、百会とこの風池を交互に押すと、脳が活性化して眠気防止にもなります。
合谷(ごうこく)
次は手のツボです。この壺も全身の不調に聞く万能ツボです。主に聞くのは頭痛と腹痛です。イビキなどにも効くそうなので、寝る前に必ず押すのをオススメします。
位置は、手の甲の親指と人差し指の間のちょうど水カキのようになっているところから骨を探し、たどり着いたら人差し指側のほうにあります。押すのは左右どちらの手でも構いません。押し方は親指で3秒押して3秒離すを数回繰り返します。
ツボの効果と習慣
ツボは東洋医学に基づいています。「人間は自然の一部である」というのが東洋医学の考え方です。「気」「血」「水」のバランスが整っていることが大切です。このバランスを取るのが気の巡りで、これをスムーズにするのがツボ押しです。血流が滞っているところを刺激するので体は徐々に回復していきます。
頭痛はもちろん全身の健康、美容にも大変効果があります。百会は食事の前、天柱と風池はパソコンテレビの前後、合谷は寝る前、床の中で、等と 決めて毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
ツボは人によりますが即効性もあり、辛い頭痛から即座に解放してくれます。しかし、本当に効き始めるのは2週間位経ってからです。普段から頭痛の多い人は、毎日5分でもいいので少しずつツボを刺激していきましょう。
まとめ
ツライ頭痛もツボ刺激で解決!おススメのツボとは?
頭痛とツボ
毎日の習慣に!オススメの頭痛ツボ
ツボの効果と習慣