腰痛は日常の生活で起こりがちです。その痛みをかかえながら動くのはつらいものです。そのため、症状が治まったら腰痛をくりかえさないでいいように、筋力をおぎなうための運動をおこなうといいです。 腰痛 のための ストレッチ は 寝ながら おこなえます。
比較的楽な運動といえます。
かんたん 腰痛のためのストレッチは寝ながらおこなえる
腰痛をおさえるストレッチ
腰痛は生活の中でとつぜん起こることがあります。また労働による腰への過度な負担で疲労にともなって起こることもあります。こうした腰痛はきちんと治さないと同じところでくりかえすことがあります。
それには腰痛体操などのストレッチを中心とした運動が効果のあることが知られています。
腰痛をふせぐためには筋力が必要です。腰痛への効果が期待できるものが求められます。あまりつらいものは長つづきしづらいものです。そこで考え出された動きの少ない運動です。そのほとんどを寝ながらおこなえます。
とくに腰痛を起こす場所の周囲の筋力をつける目的があります。もちろん腰痛がある時には治療に専念します。そしていったん腰痛がおさまったときに、こうしたストレッチをおこないます。
寝た姿勢でおこなえるストレッチ
このストレッチは腰への負担を極力ない姿勢、つまり寝た姿勢で行うことができるように考えられています。いくつかの筋肉や関節を十分に引き伸ばします。この運動をつづけるには、おこなう動きをひとつひとつ覚えます。
その状態を一定時間維持することで効果が出ます。運動はゆっくりと行います。動かずにむしろ伸ばしたまま固定することに専念します。
したがって無理な運動ではありません。その引き伸ばした姿勢が痛みをともなうようではやりすぎです。ここちよい状態を維持するようにするのがポイントです。
左右の筋肉や関節のある部位について交代で行います。筋力は左右のバランスがたいせつです。そしてこの運動の姿勢の維持は、ゆっくりと呼吸しながらおこないます。心臓や呼吸への負担はあまりありませんから、医師が認めた人ならばおこなうことができます。
ストレッチをおこなうポイント
このストレッチは食事後すぐにおこなうことはさけます。寝た姿勢で行いますから、床には固めのマットやバスタオルなどをしいてその上でおこないます。たたみの上は適しています。
音楽を聴きながらとか、瞑想しながらとか、むしろリラックスした状態でおこなうとよいです。またこれから運動や腰を使う仕事をはじめる前などにもおこなうとよいでしょう。
腰痛のためのストレッチの効果
このようにふだんの生活でストレッチをおこなうことで、腰の周囲の筋肉の状態をよくします。腰痛を起こしにくいようにすこしずつ筋力をつけていきます。
1か月、2か月とストレッチをつづけるうちに、腰の周囲が動かしやすくなっていることが実感できます。同時に無理な動きを避けられるようになります。
腰をいたわる、いためないですむような慎重な動きができるようになっていること、腰の周囲の筋肉のサポートのおかげで腰への負担が軽くなっていることに気づかれるでしょう。鏡をみると姿勢が以前よりもよくなっているかもしれません。
そうした副効用がこの運動にはあります。
その理由は、筋力に余裕がないと腰にばかり負担をかける動きをしがちだからです。腰回りの筋肉が共同して動かせるようになると、全身でうごくので腰をカバーするようにうごけるからです。
とくに腹筋と背筋がきたえられます。しかも両者をバランスよくきたえます。腰痛体操はこうした点に考慮が払われています。
ストレッチのまだまだある効果
ストレッチをすることで、柔軟性がいっしょに高まります。したがってからだのかたさにともなっておこりがちな関節や筋肉を痛めることを避けられるようになります。運動の前後にストレッチを行うとよい理由もそこにあります。
体へこれから動くことを知らせる役割もあります。同時に運動後はクールダウンさせていく効果が期待できます。
このように腰痛についてはストレッチがその予防には好適な運動です。症状が治まったらすぐにでもはじめたい運動といえます。また運動のあとに食事をすると筋力を効果的につけることができるといわれています。
まとめ
かんたん 腰痛のためのストレッチは寝ながらおこなえる
腰痛をおさえるストレッチ
寝た姿勢でおこなえるストレッチ
ストレッチをおこなうポイント
腰痛のためのストレッチの効果