気に入って買った新しい靴を履いてしばらく歩いたら、足が痛くなったということがあります。かかとや指の外側が靴に接する部分とで靴擦れを起こしたり、マメができたりします。また、足に筋肉痛が生じることもあります。そのような足の痛みの対策には靴のなかにインソールを入れることがおすすめです。
今回は、靴による足の痛みを解消できる インソールとは どのようなものなのかご説明いたします。
靴による足の痛みを解消できるインソールとは
新しい靴で生じる足の痛みとは
ふだんのはき慣れた靴と違い、新しい靴では履いてしばらく歩いてみないと足の具合がわからないものです。ときには足がすれて靴擦れが起こり痛みが生じることがあります。
靴擦れにならなくても、靴の形状と足のかたちがしっかり合っていないと筋肉痛になることがあります。
靴の痛みを生じる原因
靴は人間の足に合わせて作られているように見えますが、個人ごとに足の形状には違いがあります。また、靴のデザインには流行があり、新しいものがたえず登場します。それでどうしても足の形状とマッチしないことがあります。
靴の横幅が十分に確保できていない時には外反母趾などの症状が生じたり、足の痛みを起こすことがあります。一方、サイズが大きすぎる場合にも、歩くたびに靴と足の間に空間が生じて、足が靴で擦れてしまいます。靴擦れの状態です。
靴のトラブルを防ぐインソール
日々利用する靴ですので靴による痛みは解消したいものです。しばらく履いても靴の形状に変化がなく、相変わらず痛みがつづく場合には、靴の内側にインソールを使用してみてはどうでしょうか。
インソールとは靴の中敷きです。一般に靴の履き心地をよりよくできます。上で示したような靴の痛みをともなうトラブルに使ってその症状を緩和したり、解消したりすることができます。
インソールのいろいろ
インソールは靴の内底の全面に敷くタイプ、あるいはかかとなど内側の一部に使うタイプがあります。用途に応じてそれらを使いわけます。
靴のクッションをよくして足への負担をやわらげたり、足のむれを防いだり、消臭効果で足のにおいを抑えたりする機能を持つものなどがあります。
インソールで足を守る
例えば、くるぶしが歩くたびにあたってしまうデザインの靴があるとします。そのときには厚みのあるインソールを靴のかかとの部分に入れることでかさ上げして、くるぶしと靴のふちが当たることを解消できます。
このようにインソールをうまく用いると、靴による痛みから解放されます。
足の一部だけが靴に接している状態から、インソールで足と靴の間を埋めて広い面でしっくりと足と靴がなじむようにします。このほうが歩きやすくなり、しかも足が疲れにくくなります。
痛みを未然に防ぐ
靴と足の問題が起こりそうだと感じるときがあります。たとえば靴を履いて痛くなりそうなときは、まえもってインソールを入れて足と靴を具合よくしてから使いはじめます。
すでにインソールを使っていて、同じ靴を再度購入したときには、最初からインソールを入れて調節しておくとよいです。この方法でお気に入りの靴を足に適した状態で最初から使えます。
さまざまなインソール
インソールはさまざまな素材で作られています。スポーツ、ウォーキング、通勤などそれぞれの靴の使いみちによって、消臭や防汚性を備えたものがあります。厚みを選択でき、靴のサイズにちょうど合うように入れることができます。
このようにインソールは靴を使う際に、足を守るはたらきをします。同時に歩く際に足と靴をよりよく一体化させることができます。
そのように調節することでより歩きやすくなります。インソールをうまく使うことで、お気に入りの靴を快適に使うことができます。そして足の健康を保つことができます。
まとめ
靴による足の痛みを解消できるインソールとは
新しい靴で生じる足の痛みとは
靴の痛みを生じる原因
靴のトラブルを防ぐインソール
インソールのいろいろ
インソールで足を守る
痛みを未然に防ぐ