腰が痛いとき 、どのような対処法をとりますか?腰の痛みがあるけれど原因がわからず改善方法もわからない、という方が多いのが現実です。
ここでは、普段の生活の中でできる、腰が痛いときの対処法をご紹介します。参考にしていただいて、試せそうなものがあれば、ぜひ痛みの緩和にお役立てください。
腰が痛いとき、痛みをやわらげる対処法とは?(前編)
腰痛の8割が原因不明
日本人の4人に一人が腰痛もちだと言われています。まさに国民病とも言える腰痛ですが、40~60代が4割を占めており、男女比は4:6で女性の方が多いとされています。
背骨のガンやヘルニアなどの原因がはっきりしているものが2割、のこりの8割は原因不明です。痛みの原因がはっきりしないため、改善方法がわからず困っている方も多いことでしょう。
腰が痛いときの対処法として、ご自分のペースで無理なく行うことができる方法を次にご紹介します。
腰痛は冷やす?温める?
腰が痛いとき、冷やしたらいいのか温めたらいいのか、迷うことはありませんか?基本的には急性の熱をもっている場合は冷やし、慢性の痛みの場合は温めて血行を促します。もし、どちらにしたらいいか判断に迷うときは、両方試して心地いい方にするとよいでしょう。
例えば、冷やさなければいけないのに温めると違和感があり心地いいとは感じないはずです。その場合は冷やしてみて、心地いい方を選択しましょう。a
腰の冷やし方は、水または氷水で濡らしたタオルを当てる、コールドパックを使う、パップ剤を貼るなどします。氷で長い時間冷やし続けるのは冷えすぎるので注意が必要です。
温める方法として一番いいのは入浴です。リラックスしながら身体の芯まで温めることができます。その他に、使い捨てカイロやドライヤー、ホットパックを使う方法があります。いずれも15分程を目安に温めましょう。
ストレスを発散する方法を見つける
意外に思われるかもしれませんが、ストレスが腰痛の原因になるとも言われています。仕事や人間関係の悩み、うつ状態が腰痛の引き金や長引く要因になり得るため、うまくストレスを発散することが腰痛の改善につながる可能性があります。
腰の痛みに影響しない程度の運動をする、習い事や興味のあることにチャレンジしてみるのもよさそうです。散歩や小旅行など、日常と離れた場所へ身を置くのもいいかもしれません。気分がリフレッシュできること、楽しいと感じることを探してみて、ストレスを発散する方法を見つけましょう。
ストレスをためない生活は腰痛だけでなく、さまざまな病気の予防や改善効果が期待できます。
まとめ
腰が痛いとき、痛みをやわらげる対処法とは?(前編)
腰痛の8割が原因不明
腰痛は冷やす?温める?
ストレスを発散する方法を見つける