頭を締め付けられるように痛む 頭痛 が長く 続く のは、肩こりや首こりが原因の緊張型頭痛であることが大半です。この頭痛は肩こりの多い日本人に最も起こりやすい頭痛のタイプで、一度起こるとだらだらと長く続き、生活を著しく不快なものにさせます。
また、一度起こると、痛みのストレスがますます頭痛の頻度を増やしたり、症状がひどくなったりと、痛みの悪循環に陥りやすいのもこの頭痛の特徴です。
このタイプの頭痛は、悪循環を断ち切るために、服薬などの対処療法だけでなく、姿勢や生活習慣を改善させることが大切です。
長く続く頭痛「緊張型頭痛」を生活習慣で改善させる
緊張型頭痛とは
緊張型頭痛は筋肉の過緊張が原因で起こる頭痛です。頭から首にかけての筋肉が緊張で、血流が悪くなり、筋肉に疲労物質がたまることで、神経が刺激されて頭痛が起こります。筋肉の緊張は、身体的なストレスや心理的なストレスが大きく影響すると言われています。
この頭痛は、一度起こると、痛みのストレスで筋肉のこりや血流の低下がますます助長されて、症状がひどくなるという悪循環に陥りやく、長くだらだら続くのです。
緊張型頭痛を起こしやすい人の特徴
緊張型頭痛を起こしやすい人は、生真面目な性格なことが多いと言われています。責任感が強く、一つのことに没頭しやすいため、同じことを気長に、忍耐強く、続けることができます。そのために、長時間ひとつのことをやり続けたり、しんどいなあと思っても、我慢して最後までやりきってしまいます。ですから、知らない間にストレスが積み重なっているのです。
また、仕事の作業内容としては、PC作業や長時間のデスクワーク、長時間の車を運転する仕事などに従事している人が緊張型頭痛を起こしやすいようです。同一姿勢で長時間過ごしたり、長時間神経を使い続けていることで、ストレスがかかるのです。忍耐強い日本人が多く発症するのは当然といえます。
生活習慣で予防する方法
緊張型頭痛には、身体的・精神的ストレスが一番良くありません。ですから、根をつめやすい生真面目な人が起こしやすい頭痛です。
一つのことに集中しすぎずに、趣味や運動などで、適度に息抜きをすることが大切です。また、身体的なストレスは、重労働だけでなく同じ姿勢で長時間取り続けることでも大きくなります。
その他にも、合わない眼鏡を使っていたり、歯のかみ合わせが悪かったり、合わない高さの枕を使ったりといった生活環境によっても体が歪んだり、部分的に過剰に負担がかかったりしたときにストレスがかかります。先ずは、自分に生活環境が合っているかを確認しましょう。
体が健康な状態で生活できているかを知ることが大切なのです。慢性的な頭痛が長く続いて悪循環に陥っている場合は、整体で体の歪みを矯正してもらっても良いと思います。
次に生活習慣を見直します。生活習慣は睡眠と食事が重要です。しっかりと睡眠とるとはいっても、忙しい毎日で睡眠時間を増やすのはとても大変です。
すが、睡眠時間を大幅に増やさずとも、朝起きる時間、食事をとる時間などの生活の時間を日々一定に保つことで、大きくストレスを減らすことができます。
最後に運動です。仕事の合間に、一定時間毎に休憩を入れて、軽く歩いたり、ストレッチをしたりして全身の筋肉を動かすようにすると、全身の血流が改善されます。緊張型頭痛の予防には同じ場所の筋肉のこりを定着させないことが大切です。
まとめ
長く続く頭痛「緊張型頭痛」を生活習慣で改善させる
緊張型頭痛とは
緊張型頭痛を起こしやすい人の特徴
生活習慣で予防する方法