皆さんは、ズキズキと痛むふつうの腰痛とは少し異なるような腰周辺の痛みに心当たりはございませんか。患部の中心が腰そのものではないような場合、すべり症の疑いが出てきます。加齢などが原因とは限らず、子どもも発症します。
この機会に すべり症 というものを頭に入れておくと役に立つことがあります。
皆さんは、ズキズキと痛むふつうの腰痛とは少し異なるような腰周辺の痛みに心当たりはございませんか。患部の中心が腰そのものではないような場合、すべり症の疑いが出てきます。加齢などが原因とは限らず、子どもも発症します。
この機会に すべり症 というものを頭に入れておくと役に立つことがあります。
慢性的な 腰痛 に長く悩まされている場合、それは腰椎すべり(以下 すべり症 )かもしれません。立ったり歩いたり、長い間動き続けていると腰痛や下肢痛、しびれが増強します。比較的に座ったり安静にしているときはあまり症状がでません。
すべり症は腰椎の椎間板が異常などによって骨がずれてしまった状態です。原因としては「変形性腰痛症」による変形、「腰椎分離症」による不安定性、先天性や発育性のもの、外傷によるもの、他があげられます。最も多いケースが変形性腰痛症によるもので、高齢者や女性に多くみられます。
治療は痛みや症状をやわらげる対処療法として薬物療法や物理療法や神経ブロック、固定療法があります。程度によっては外科的手術をする場合もあります。症状がコントロールされてきたら運動を少しずつ取り入れていきます。