運動や日ごろの生活で足首をひねってしまうことはよくあります。それで 足首 の 靭帯 をいためて捻挫になることがあります。さらにひどいと靭帯の断裂、脱臼、骨折などがおきます。
運動前の準備運動や日ごろからトレーニングおこなってしなやかに動けるようにすることがたいせつです。
足首の靭帯はきれいになおそう くせになりやすい捻挫
骨と骨をつなぐ靭帯
人間のからだは骨と骨をつなぎ合わせる関節でいろいろな動きに対応できるようにできています。
とくに骨と骨をつなぎ、安定に保持できるようにしている役割は関節の靭帯が担います。運動で足首がどこまででもねじれてしまうことがないように靭帯がふせいでいます。それなしではからだをささえられなくなってしまいます。
靭帯は骨と骨をつないでしっかり保持しています。際限なく動くことをふせいで可動域をある範囲におさめているのが靭帯の役割のひとつです。
靭帯の役割とは
しかも靭帯をかたちづくるコラーゲンには伸縮性があり、衝撃を吸収したり関節の強度を高めたりする役割があります。したがって容易に脱臼しないようにしっかり骨と骨を保持しています。
運動に重要な足首の靭帯
とくに足首はさまざまな動きを求められる場所です。起きあがった姿勢でつねに体をささえつづけなければなりません。足首には足の外側部分に3本、内側の部分に1本の合計4本の靭帯があり足首をささえています。
足首にはバランスをとったり踏み出したりする際に、さまざまな向きから力が加わります。いずれにも対応できるだけの強度がそなわっていなければなりません。足首の靭帯にはそれらがすべて要求されます。
足首の靭帯の故障
それだけ運動性能にすぐれた場所といえます。逆にこの部分にはさまざまな力が加わることから、予期しない動きをしたときにささえきれないことが起こりがちです。とくに足を内側にひねってしまったときに起こるのが捻挫です。
そうした動きで足首の靭帯の部分が伸びたままになってしまうことがあります。とくに外側の靭帯が損傷しやすいです。場合によっては靭帯の一部が切れてしまうことがあります。こうなると脱臼しやすい状態になり、より重篤な症状がでてきます。
足首をいためてしまうと
靭帯がのびただけの状態では痛みや腫れなどが軽いことも多く、そのまま放置してしまいがちです。しかし上に書いたように靭帯がのびてしまった状態とは、足首の関節がしっかり保持できない状況といえます。
したがって捻挫を繰り返したり、より重症の脱臼などをまねきやすかったりします。
足首の靭帯をいためてしまうと歩なくなることが多いです。しっかり治さないと後遺症が残り、歩くのに支障がでることがあります。もとのとおりにきれいに治して歩くだけでなく、運動やスポーツができるように回復させたいものです。
靭帯の治療は念入りに
軽いからといってしっかり治療しないままにしておくと、こうした足首の捻挫をくり返すことがよくあります。さらに放置すると捻挫や脱臼をおこしやすくしてしまいます。故障しがちな状態となってしまうわけです。そこで最初でしっかりとした治療が必要になります。
靭帯が切れてしまった場合にはつなぐ手術をすることになります。きれていなくてもギブスで固定する治療をおこなうことがあります。医師による診断でしっかり調べて確実に治療をおこなう必要があります。
治療は根気よく
足首の場合はいったん捻挫をしますと、つねにからだをささえつづけるので、治しにくい場所といえます。ほかの部分のねんざとくらべて治療期間が長くなりがちです。
そのために足首の患部周辺にサポーターなどをしっかりはめて治療をおこないます。そうして足首に負担をかけない生活をつづけることがもとめられます。
まとめ
足首の靭帯はきれいになおそう くせになりやすい捻挫
骨と骨をつなぐ靭帯
靭帯の役割とは
運動に重要な足首の靭帯
足首の靭帯の故障
足首をいためてしまうと
靭帯の治療は念入りに