「外反母趾になりたくない 靴のおしゃれとの両立(前編)」では、外反母趾がどのような靴により発症するのかご説明いたしました。後編では、 外反母趾 の治療法や歩き方についてご紹介いたします。
おしゃれ な 靴 を履きたい場合は、靴の調整も必要となります。
外反母趾になりたくない 靴のおしゃれとの両立(後編)
歩き方にも注意を
とくにヒールのある靴を履いた時に歩き方がぎこちなくなる方がいます。こうした方は足へのトラブルが出やすいものです。ショーウィンドウなどに映る自分の歩く姿がどうもおかしいと感じた時には歩き方の姿勢を見直しましょう。
靴の選択とともに歩く姿勢の取り方や歩のすすめ方の講習を受けるなどの方法で見直してみるとよいでしょう。姿勢がよくなると、見た目の印象もよくなります。しかも足だけでなく全身の健康にもプラスになります。
外反母趾の治療とは
外反母趾になってしまい、かなり進行してしまった時の治療について示します。すでに歩けない状態まで痛みがつづいたり、その靴を履いていないのに痛むときがあります。重症の状態です。
レントゲン撮影して親指の根元の関節が大きな角度で内側に曲がってしまっているときには、専門家の指導に基づいたインソールを入れた靴を利用したり、サポーターで固定を続けるなどの保存治療のほかに、手術をする選択があります。
この手術によって親指の関節をもとの正常な向きに戻すことになります。手術によっては関節だけでなく骨を対象にする場合もあります。外反母趾の進行の具合により手術の程度は異なります。
外反母趾の手術のあとの歩行
外反母趾の手術前と比べて必ずしも歩行しやすいまま、より歩行しやすくなるとは限りません。その点をよく考慮して手術の選択をすることが求められます。
つまり足の見た目はよくなったとしても、その代償として歩行の状態が変わること、手術前よりバランスがくずれることもありうると知っておいたほうがいいです。
おしゃれと足の健康の両立を
上に示したように足の健康とおしゃれは両立させたいものです。したがって足の状態次第では少し靴のほうを調節して履きわけることも大事でしょう。このように足をいたわり、きれいな足も維持していきたい場合には、靴選びがとてもたいせつになってきます。
まとめ
外反母趾になりたくない 靴のおしゃれとの両立(後編)
歩き方にも注意を
外反母趾の治療とは
外反母趾の手術のあとの歩行
おしゃれと足の健康の両立を